慶祝6.11モカ嬢太陽節&不思議なカフェ「夏至茶屋」

Hwooko & Catherine Deneuve

本隊および当分遣隊をお読み頂いて、イベントなどでもお会いするフネ関係の同好の方が飼っていらしゃるチワが本日お誕生日とのことで、お祝いに行って来た。
この同好の方には、いつもふうこを気にかけて頂き、誕生日にはお祝いメールなど頂いたこともあるのだが、まだ一度もお目にかけたことがない。顔を合わせるのが艦船イベントばかりなので仕方がないのだが、今回あちらのチワっこにささやかながら誕生日プレゼントを買ったこともあり、せっかくだから当日に渡したい・・・と朝起きたところ、そこそこ良かった予報に反して一日中雨とのこと・・・
でも、せっかく用意したプレゼント、できることなら当日に渡してあげたいし、行った先での散歩は無理でも、ドライブだと思えば、ということで、当初の予定を強行。さらに、本日も朝食を道中で食べていこうという時に、横浜に同居人がかねてから行きたかったというドッグカフェがあるらしいので、ちょうどいいと寄ることになった。

横浜駅からはちょっと遠い場所にある、夏(4月〜11月)だけの営業という不思議なカフェ、http://homepage2.nifty.com/denkichi/midsummer/。なんと普通の民家の部屋をそのまま店舗にしてしまったという、異色ずくめのお店である。ちなみに、こちらは靴を脱がない土間スペース席。玄関で靴を脱いで座敷に上がると、こんな感じになってます。

大通りに面した店(家)の門には、折り畳み式の柵が立ちふさがっている。なんでかというと・・・店の看板犬の黒ラブ君がお出迎えしてくれるからなのだ。ふうこと同じくよほど人が好きなようで、ピタッとくっついてお席までご案内〜。

テーブルは土間に2脚・6名分、室内に4脚・12名分、さらに庭にもテーブルがある。「夏休みのおばあちゃんの家」をコンセプトにしているらしい室内には、厨房との仕切りを兼ねる棚にアクセサリーや雑誌が多数並べられている。訪問時は雨の日ということもあり、他に客は誰もおらず、ほとんど貸切状態で広々と使わせていただいた。
ランチは1200〜1500,メニューは2種類で、本日のパスタと日替わりランチがどちらもドリンクつきで800円。日替わりは我々が訪れた日はナシゴレンインドネシア風焼き飯)だった。パスタにはパンが2つつく。一般メニューはクリームチーズの和風おつまみ300円、じゃがいものアンテョビソテー400円などの前菜、トマトとグラナバダーノチーズのサラダ500円、きのこのビザ・ツナとブラックオリーブのピザ各600円、野菜のクリームリゾット900円、いか墨のリゾット1,000円、ペペロンチーノ700円、きのことポルチーニ茸のクリームスパゲティ1,000円、またデザート盛り合わせ500円などで、一番高いメニューでも1,000円とかなり安めの価格設定。ロケーション上つい高校の文化祭の模擬店のような気分になってしまっているのだが、それに似合わず(失礼!)食材も無農薬のものを使用したりと、かなりこだわっているとのこと。ナシゴレンも上に乗っている卵の半熟具合が絶妙で、おいしく頂いた。

民家を使用している関係上?営業時間は1130〜1800と、店じまいは早いので、夕食や酒飲みには使えない。交通も横浜駅からバス(駅で言うと相鉄天王町なのだが、かなり歩くはず)と決して便利とはいえず、知る人ぞ知るカフェである。お店としても、あまりたくさんのお客に殺到されても困るし、ほどほどに不便な立地を逆に有効に使っている感じである。犬メニューや水のサービスはないが(というかふうこは常備の看板犬ラブ君のを勝手に飲んでいた)、店内をラブ君が闊歩しているので、事実上犬カフェに分類して差し支えないと思われる。満席になった状態ではどうなるかわからないが、靴を脱いで上がっていることもあるし、足元をはじめスペースは広々としており、犬連れでもキャリーの置き場に困ったりというようなせせこましい思いをすることがないのが助かるが、看板犬がいるだけに犬が苦手な子はちょっと遠慮した方がいいかも。ちなみに、このラブ君客商売だけあって人慣れしており、しつけも行き届いていて客をひとしきり歓待した後は隣でじっと待ってくれている。触れ合いたい時は安心して可愛がることもできるし、↑のふうことのツーショットのように、お客の犬とも危なげなく遊ばせられる。
さて、食後のコーヒーも頂いてゆっくりした後は、横須賀のお宅に向かう。横横を使えば早いのだが、こんな雨の日曜日では下道も気味が悪いほどに空いており、約束の時間にはまだ間があるため16号で南下して行くことにする。1400に横須賀駅の横を通過、ヴェルニー前に何も停泊艦がいないのを確認して、お宅へと急ぐ。そういえば、朝にエセックスUSS Essex LHD-2が入ったらしいが、どうもそれらしきマストが見当たらないのがちょっと気になる(朝入って、すぐにまた出ていったようである 何やってんだか)。
で、当初プレゼントを渡すだけでおいとまするつもりだったのだが、ちょっと上がって行きなさい、ということで、本当に突然押しかけて申し訳なかったのだが、ちょっとお邪魔してふうこ姐さんと本日3歳のお誕生日を迎えたモカ嬢の初対面〜! 例によってふうこは犬にはまったく興味はなく、ご家族の方に構ってもらえて大喜び。初めて訪れた家でも大はしゃぎで、我が物顔であちこち探検に出かけるのを見て、モカ嬢の当惑すること・・・「なんだ!?この女は!?」とでも言いたげな視線。2匹ともあまり積極的に他の犬と遊ぶ方ではないのだが、しばらくすれば慣れてきて隣り合って座るようにもなった。というわけで、あちらの方で撮影された2匹のツーショットをここでご紹介。ふうこが2002年5月29日生まれで、ちょうど1年年上である。2匹とも名前の頭文字のアルファベットが入った、お揃いのペンダントをしているのがオシャレ〜。

この後ふうこはモカ嬢の留守番部屋にあるベッドに勝手に入りこんで、堂々と寝ている始末。人間は軍艦談義に花が咲いて、ご所蔵の貴重な(いや、マジでここではその詳細のヒントさえ書けないほど貴重)写真をいろいろと見せていただき、大変興味深い体験であった。本当に楽しいひとときを過ごさせて頂きました。これからも人間、犬ともどもお付き合いのほどよろしくお願い致します。モカちゃん、誕生日おめでとう。ヤンキーふうこ姐さんと一緒にいつまでも元気で長生きしようね。