ステップワゴンで行く恒例2008春の墓参

長かった冬も終わり、水温む今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
神奈川方面が俄に騒がしくなってきたのを後目に、当分遣隊恒例彼岸の墓参に行って参りました。
307CCになってから、後ろに年寄りを乗せて秩父まで一日ドライブは気が引けるとその都度いろいろな所から車を借りてくるのだが、今回はなんとステップワゴンとなった。

もちろん、乗り物に乗れれば（そして願わくば運転できれば）なんでもご機嫌な私のこと、国産のファミリーミニバンだとてバカにするつもりは毛頭なく、ドライブをエンジョイさせて頂いたのだが・・・周りに車を持っていないどころか免許を持っていない人間も何人かいる私としては、本当に自分の以外の車に乗る機会は稀で、恐らく日本国民の７割位の日常を乗せている国産ミニバンも、まず触れる機会さえ普段はないわけで、その造りに驚いてしまった。
なんといっても、昨年の墓参で借りた806に比べ、収納の多いこと！　まるで小人のかくれんぼ場のようだwww　その他、カーナビからAVからエアコンから至れり尽くせり・・・後席専用のモニタが出てきたり、これで中堅車種とは恐れ入った。いや、ゴテゴテついているだけで操作性は・・・なんて、外車かぶれの車雑誌のインプレのような突っ込みも無用、カーナビも良くできてますよ、あの大きなロリータじゃなかったロータリーつまみを回すことでスケールが変えられるのは、後付けのうちのナビでは逆立ちしてもできない芸当。ま、モニタの位置も含めてビルトインだから当たり前なんだけど・・・それでも、他にペットボトルの置き場にも財布の置き場にも携帯の置き場にも困らない！これに比べれば806はただの人間を乗せて運ぶだけの「タイヤつき箱」ではないのか!?　でも、どっちが欲しいかと言われれば806だよな〜爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆爆
あ〜やだネ〜外車かぶれのスネ夫気取りは・・・ただ、機能に関して言えばそれは世界一の細かさを誇る日本人が考えた車だから世界一いいに決まってるんだけど、ドライビングポジションがしっくり来なかった。

本日は気温も20度に近く、本当に暖かいと実感できる今年最初の日だったかもしれない。これからが分遣隊長ものびのびと活躍できるシーズン。春の墓参は雑草もほとんど生えていないので楽だし、周囲を一通り掃除して、線香あげて終了、昼食はあと10日もすれば恐ろしいほどの人出で賑わう花見の名所、羊山公園で。武甲山、なんかまた小さくなっちゃったような・・・
今回の墓参は本来彼岸中日の20日に催行の予定であったところ、ご承知の通り大雨につき本日に順延になったもの。折しも横須賀・厚木ではキティの出港とそれに伴うCVW-5のフライトが激しさを増している時期で、本来なら本日は厚木に繰り出したかったのだが・・・だいたいいつも彼岸って出港とかに当たるんだよな〜、でも墓参りブッチ切って戦闘機や軍艦撮りに行くのも罰当たりだしな〜、まあ分遣隊長が楽しければそれでいいか・・・と思いつつ、現地からは続々と羨ましい実況が入ってくる。たかだか80km位しか離れていないはずなのに、この静けさ、のどかさはどういうことだ!?wwww

墓参の際には、私がいろいろな車をつまみ食いできる楽しみも、親には普段は触れない分遣隊長とのふれ合いという側面もあるので、さっさと来た道を帰るのではなくいつも雁坂を経由して塩山に出ることにしている。今回も迷わず140号を西へと針路を取ったが、ちょうど秩父鉄道の踏切にさしかかった所で警報機が鳴りだした。やった！国鉄色リバイバル塗装の1000形来るかな？と期待したのだが、結果はご覧の通り・・・この後、アルフィー櫻井さんの実家に寄ってみようかと楽しみにしていたのだが、休みでした・・・

R140のハイライト、滝沢ダムの湖面との高度差をクリアするために架けられた雄大なループ橋、雷電廿六木橋を渡る。墓掃除に精を出せば汗ばむような天気だった秩父だが、雁坂トンネル入口まで上がってくる頃には山肌には残雪も見え、今シーズンの冬の厳しさを今に伝えている。

山梨に降りてきてみれば、すでに夕方で何ができるわけではないが、通り道だったので勝沼のぶどうの丘に寄ってみた。とにかく旅行に出ればなんでもかんでも土産物屋で買ってくる親は、ここでも当然干しぶどうからワインまでガシガシ買いまくる。この余録に与れるので、こういう所にはなるべく寄るようにしているのですw
帰路、八王子まではすんなり帰ってきたのだが、そこから先が大渋滞だというので、高速を降りて八王子の木曽路で飯を食っていたら、まだT/Gをやっている！というメールに驚くやら呆れるやら・・・今回の出港と一連のFCLPは、天気にひっかき回されて私としては全滅となってしまったが、まあ仕方ない。明日も夕方から分遣隊長のシャンプーだし、どうせ早起きできなさそうだし、１回も行けずに終わるかな・・・