護衛艦かが初回公試に出動

ジャパン マリンユナイテッド横浜事業所磯子工場で建造中の、2015年8月27日に進水式を行い艤装作業を進めていたいずも型ヘリコプター搭載護衛艦の2番艦、かがJS Kaga DDH184が、8月2日初回公試に出港した。


いつもの通りのBlueforceクオリティの、朝から雨がザバザバ降る天気であったが、なんとかいずもに続いて初物食いができたので、後世に残る記録として(大げさな…)一応お見せしておこう。

0800過ぎ、なんとか天気も回復するもムシムシとした重い空気の中、MUの第3突堤を離れたかが。

まもなく現役を離れるくらまを除く、海自DDHすべての生まれ故郷である磯子のシンボル?ともいえるJパワー磯子発電所をバックに、初めて外洋に漕ぎ出さんとする…

が、なぜか曳船に取り囲まれるw この辺は深く詮索しないでくださいw

いずも型は海自艦艇で実質的にMk.15 Mod.31 SeaRAMを初めて装備する艦艇になるが、今回のかが初回公試ではまだ搭載されていなかった。他にも衛星通信アンテナのレドームなどで未搭載のものあり。

艦首の曳索さえバレなければ、初回公試で颯爽と走り出した姿…という風に見えるのだが…残念ながら停まっています。

片側から曳船で引っ張ると巨体もこんなに傾く。ちなみに前にも書いたかもしれないが、当艦はまだMU所有のいち民間船につき、艦尾に自衛艦旗は掲揚しない。というか艦尾ではなく船尾である(無線の交信では便宜上自衛艦かがと言うことはあるが…)

…で、仕切り直し。曳船も離れ、再び自力で航行を始めたかが。ここまでで2時間近くの遅れである。

おっきめのお尻にかなり寄ってみました…この時点で雨は再び本降りになり、後はいつもと違い深追いもできないが、いずれにしてもとてもお見せできる写真にはならず。観音崎変針点を過ぎ外洋に出て行くのを見送った。この初回公試の帰港は8月5日だった模様。