年越し

Snowy Tokyo

0830起床。。人生●回目の大晦日の朝である。が、年々季節感、けじめ感は薄れるばかり・・・
年越しは結婚以来隔年で同居人の実家と、東京で同居人の友人を招いての宴会というパターンになっており、本年も同居人は事前にいろいろ食材を仕込んでいた。今日も朝から忙しいので、私がふうこの散歩を・・・と、家を一歩出たところでたじろぐ程の寒さ。
人並み外れた暑がり&汗かきで知られる私が、歩いても歩いても全然暖まらない。もう何年も着ていない、ダイネーゼのフリースパーカーを着込んで手袋をしても、寒いこと寒いこと!ふうこの足取りもどうも重い。
それでも何とか小1時間ほど歩き回って、帰ってくる頃には雪がチラチラ舞いだした。服に付いた白いものを見ると、結晶がそのままの形でびっしり!粉吹きそうにカラッカラに乾いている。
午後からは元旦の食事用にすき焼きの肉を買い出しに新宿へ出かけたが、ふうこは命令もしていないのにハウスに入って出てこない。聞き分けもいいし、もう大人なので大騒ぎするわけではないが、やはり今でも留守番させるときはある程度はだましだましである(もちろんおやつも欠かせない)。今日は先程の散歩のあまりの寒さに、「あたいは寝てるから勝手に行ってきて」と言わんばかりの素っ気なさである。初めて抜き足差し足でなく、堂々とドアを閉めて出てきた。
新宿のデパ地下はどこもものすごい人出で、その間を縫ってやっとの思いで牛肉買ってきた。普段の生活ではハ●マサのグラム88円の硬〜いやつだが、この日ばかりはスポンサーつきでグラム1,000円の高級品!その後昼食で寿司を食って(最近寿司ばっかり食ってるんじゃないの!?)帰ろうとすると、車が雪に埋もれてる!例年にない大雪である。
道も大混雑で、坂を上れなかったり路肩でチェーンを着けたりと大騒ぎの中、こちとら四駆はこの程度では屁でもないが、いや大晦日に一面真っ白とはこりゃすごい。一度帰って、調子に乗って撮影に出かけたのが今日の一枚。とても東京の真ん中の景色とは思えないでしょ?
あまりの寒さにむなんだかわからなくなって、やっとの思いで車をしまって帰ってきたら、もう宴会の時間。同居人友人のA女史と、ラヂオプレスのO氏を加えての4人で釧路から送られてきた海産物や同居人手作りのスペアリブなどを食べつつ、紅白など見ていると電話が。スウェーデンの友達のおじさんからであった。
もう英語なんて何年も話していないから、本当にしどろもどろで、メールでやりとりしようと思っていたのに・・・去年も大晦日に電話が来た。スウェーデンは今回の津波で1,500人が死んだと伝えられているので、ちょっと心配していたのだが、一族無事であったようでひと安心。
そんなこんなで、災害ばかりの、個人的には後半は雨に祟られた2004年も暮れてゆく。さて、2005年、我が家、一族、友人、世界に幸あれ。そしてこのつまらん日記を読んでくれた皆様、来年もよろしくお願い致します。