307CC富士山と初対面ならずも軽装甲機動車と・・・!

at Asagiri highland

このところほぼ毎週末だが、同居人はライブで単独行動(+1匹)につき、どこへでも好きな所へ、好きな音楽をかけて屋根を開けっ放しで行ける華麗なる独身生活(プラスワン)である。
さて、本日はどこへ行っこうかな〜・・・また横須賀に行って、今日こそヴェルニーのカフェでランチを食べたかったのだけど、快晴につきチャンスの少ない富士山のPhotoを撮るべく朝霧高原へ行くことにした。

まず、中野の東京オート洗車で、雨続きでドロドロになってしまった307CCの洗車。日曜の朝はクルマ命の方々の週末の日課のため、長蛇の列で30分ほどかかってしまうが、今日は慌てない慌てない・・・と自分に言い聞かせ、優雅にコンビニおにぎりのブレックファースト(どこが優雅なんだか)。
洗車後やっと屋根を開けて、環七はガラガラ、今日はどこも空いてそうだな! 用賀から東名も空いており、あっという間に足柄SAへ。

ここにはドッグランが併設されており、すぐに御殿場で降りるのだがいつもふうこのトイレ休憩も兼ねて立ち寄るようにしている。ふうこはまたあちこちの飼い主さんに愛想を振りまいて、飼い主の所に戻って来やしない。捕まえるのに一苦労で、これじゃ目的地にはいつ着けるんだか・・・
さて、我が家は松田から大体右ルートを通るのが定番なのだが、本日は合流直前の所でガヤルドが4台停まってパトカーと揉めており、もうちょっと路肩に余裕のあるところでやれよ、轢くぞお前ら!と悪態をついたのだが、SAの駐車場に入ったところ、ランボ祭りのようでいるわいるわ、カウンタックディアブロ、ムルシエラゴ、ガヤルドと総勢30台ほど。走行会ですか〜?それにしても皆さん結構アレですねえ・・・と生暖かい目で見ていたのだが、狙ったわけではないのに、出るのが一緒になってしまい、まあ待てばいいのだがこちらが遠慮しなければならない理由はないし、2〜3分はかかりそうだったので、縦隊に交じって出ることになってしまった。SA出口ではメンバーの数台がガルウイングを開けて片足を出し、全部が前を横切っていく所をビデオで撮っている。俺も撮すのか!? 肖像権は・・・? やめてくれ〜!

本線に合流した途端、ランボ各車はあっという間に見えなくなった(笑)が、こちらは御殿場で降りるのでバトルに参加しなかったんですよ〜だ!(さすがに自分で言っていてイタイ・・・)朝霧高原に行くのは、これも我が家は富士山スカイライン経由と決まっているのだ。下界はジリジリと暑いほどだったが、ひとたび富士スカに入ってしまえば肌寒い位に違いない。レンジの時と違って、こんな初夏の季節でもふうこには服を用意している。いや〜早く涼しくなんないかな・・・と富士スカに向けてぐみ沢の坂を上がって行くと、前に軽装甲機動車が!いや〜、後ろにつけたい!と思っても、信号で引き離されてしまった。

しかし、数km走ったところで、なんと今度は3台がまとめてコンビニの駐車場に入っていくのを目撃、こちらも何も買う物もないのに迷わず駐車場へ。うまくいけば並びのPhotoが撮れるかもしれない・・・と期待したのだが、なんと3台分のスペースにすっぽり入ってしまった。無闇に台数が多いのも考え物か(笑)。

というわけで、ふうことのカラミにすべく、「あの〜、犬と一緒に写真撮っていいっすか」「どうぞ」とのことで、分遣隊長、昨日の空母打撃群に続いて今日は普通科連隊の指揮でありますか? 並んでハイパチリ・・・ふうこもたいがい軍オタやで! えっ!?飼い主がですか!?

このように、なんとか307CCとのカラミも1枚ゲット。御殿場は陸自滝ケ原駐屯地・東富士演習場アメリ海兵隊キャンプ富士を抱える陸軍(米軍の方は陸軍ではないが・・・)の町。コンビニの駐車場でこのような光景が当たり前のように見られたりする。軽装甲機動車小松製作所製、現在の軽AFVのトレンドである高速装輪車両で、イラクでも部隊の足として使用されておりニュースなどでもおなじみである。メガクルーザー売るよりこっちを売った方が台数出たんじゃないかと思える(無理?これは?恥ずかしくて乗れない?)押し出しの強さだが、こんななりをしていても車内にはエアコンも装備されていたり快適性も上々。

富士スカへ向かう道は、滝ケ原駐屯地とキャンプ富士のど真ん中を通る。左側のキャンプ富士敷地には短いながらも滑走路もあり、稀にだがハリアーも飛来することがある。軍用トラックやHMMWYが整然と並べられているのを望みながら走ると、今度は東富士演習場の真ん中を突っ切って行く。道の両脇には演習場への出入口が点在しているが、当然一般人は立入禁止、実弾演習を行う際は掲示が出て、入会権で立ち入りが認められている地元の農家の人も入ることはできない。
東京を出たときは雲ひとつない一面の青空で、ここへ何しに来たのかといえば富士山の写真を撮りに来たのだが、松田の辺りから雲がだんだん多くなってきて、いつも富士山がどこからでもデーンと望める御殿場市内からは、まったく見ることができなかった。こんなに近いのに、富士山だけすっぽりと雲の中・・・というわけで、到着時刻も遅いし今回は現地では大した観光をしていないのだが・・・
朝霧高原に来たらいつも必ず寄る富士ミルクランド(本隊の日記に書いたことがあるが、ここでレンジのセルが回らなくなってしまい1週間置きっぱなしでトランポで引き取りに来たことがある)で、ふうこは牛さんに前足を噛まれ・・・

ほとんど大きさの変わらないほど小さい山羊の赤ちゃんに人気をさらわれ・・・

名物の激ウマジェラートもひと口も食べさせてもらえず・・・

屋根は開けっ放しで、落ち着いて寝られないし、ええとこないドライブやないの!とのふうこの叫びが聞こえてきそう。我慢しなさい!父ちゃんも写真は撮れないし、昼飯はも○やのジャンボ串カツ(しかも食ってみたらチキンだったことが判明)とマーガリン塗るしかないじゃがべーくんなんだ!

というわけで、本当に一度も富嶽のお姿を拝むことなく、すごすごと帰ることに。帰りのルートは富士吉田・中央道経由とこれも我が家では決まっており、青木ヶ原のど真ん中を通って鳴沢に抜ける道を行くのだが、この道の人穴からちょっと走ったところ、左手に育成牧場が広がる辺りの細い道を入って行くとこんな景色に出会える。育成シーズンで早朝・夕方なら育成牛が放牧されている絵になる風景も見られるが・・・本来ならこの右後ろには富士山がデーンとそびえているはず。

また本筋に戻り、旧上九一色村に入ってすぐ、Aコープの十字路を過ぎてしばらく行った所に、本栖湖を見下ろせるちょっとした展望台がある。

今日はまあ高原ドライブということでひとつ・・・ふうこの散歩もまあまあできたしヨシとするか、と帰路に就くのだが、せっかくここまで来たなら寄って帰らにゃと立ち寄ったのが富士展望の湯「ゆらり」。1人1,200円(1900以降は1,000円に割引)でタオルに加えバスタオルもついており、シャンプー・リンス・ボディシャンプー完備、手ぶらで来て入ることができる。しかも湯の種類が豊富で、全部入ろうと思うとかなり忙しいほど。私、1人サイズの円形風呂桶にゆっくり浸かることができるここの五右衛門風呂がお気に入りで、今日もついつい長湯。どうせ早く帰っても中央道は動かないんだしと、2時間弱も入っていた。天気が良ければ富士山を目の前に見ることができるのだが、そうでなくても真上の空を一人眺め、飛んで行く飛行機や遠い星に思いを馳せ・・・今日は数秒意識を失っていた時があった。それくらい秀逸。お勧めします。ただ、あまり殺到し過ぎて競争率が高くなっても困るのだが。今日は皆早く帰ったのかもともと人出が少なかったのか、1900過ぎで浴場内は比較的空いており、人気の風呂も入れなくて順番待ち、のようなことはなかった。上がった後、渋滞を避けるために一服、というのにも、休憩室が充実しており、広い座敷で横になって寝ることもできる。当方はふうこを車の中で留守番させていることもあり、上がって早々に車に戻る。
この後、素直に富士吉田から高速に乗り、談合坂で夕食、渋滞は乗った時には13kmとか脅かされたが、談合坂で時間調整している間に短くなり、小仏の手前でチョロチョロという程度だった。八王子を通過したのが2220、深夜割引の適用となり富士吉田から高井戸までわずか1,250円、富士山は撮れなかったが、ふうこと軽装甲機動車のカラミが撮れたし、まあまあのレジャーでありました。
本日の走行距離は298km、307CCのメーターはついに6,600kmに。7,000kmも近いね・・・どうしよう? タイヤも買わなきゃなんないし。
しっかし、本当毎日毎日、よくいろんな乗り物に当たるもんだよね。オモシロ乗り物日記の名に恥じない内容にやっとなってきました。ふうこもモデル頑張ってます!