イッちゃう!! 上野ダム見学ツアー

Blueforce2006-06-05

同居人の友人から、北海道は羊蹄山麓で取れた新鮮なアスパラが山のように送られてきた。
ありがたいことで、今の時分には毎年アスパラ、秋になればじゃがいもが、箱で送られてくる。じゃがいもは、最初は茹でただけでバターをつけウィンナーと一緒に頂き、後にはカレーを作ったりして、それでも食い切れない位。アスパラを食い切れるかどうか心配するということは通常の生活局面ではありえない事態だろうが、今我が家では有り体に言えば「アスパラ地獄」である。が、私アスパラが大好物なので、こんな地獄ならいつでも大歓迎! カニ地獄とかトライフル地獄とかほしのあき地獄とかでもいいぞ!〜
閑話休題

土曜に訪れた上野ダムのことですが。
実は出かける前に目的地、というかテーマを決めようと迷っていたところ、そうだ!久しぶりにダム見学がしたいと思って、いろいろ探したのでございます。
私は自他ともに認める黒部マニアでもあるのだが、ふうこが来てからはすっかり足が遠くなってしまった。なんてったって、時刻表の黒部峡谷鉄道の欄にはわざわざ犬連れ乗車は不可と書いてある位だからね。フフフ・・・
オット危ない、またアンタッチャブルな話題に足を突っ込むところだった。そんなわけで、ダムおたくには随一の魅力を持つ黒部にはよほどのことがない限り行けないので、子供の頃に見学に行った藤原ダムは今どうなってるんかな〜と思い、調べてみたところ、奥利根ダム群は現在でもツアーを実施しているが、要事前予約、しかも10人から受付とのことで、金曜の時点ではすでに無理。で、ダムのことは諦めてドライブと清里散歩に切り替えたのだが、そこで思いがけず上野ダムを見て、そういう運命だったのか、久しぶりに体内のダム熱が上がってきたのを感じる。
マニアといいながら実は最新情報には疎いのだが、上野ダムは現在でも単機出力47万kW、計画の6号機までが完成すると総出力282万kWと世界最大級の揚水式発電所になるのだという。黒四が4基で33万5,000kWだから、いかに高出力かがわかろうというもの(Photoは黒四の発電機シャフト)。

水車の方式はフランシスだが、新開発のスプリッタランナと呼ばれる水車ランナを開発、計画出力単機で45万kWだったのを、プラス2万Kwの出力増を実現したらしい。もちろん、出力は発電機・水車の性能だけでなく、水位の落差も密接に(というか一次エネルギーである重力の方が重要な要素だ)関係してくるのだが、いずれにしても黒四以来四十余年の技術の進歩、信濃川水系利根川水系分水嶺を結ぶ夢のウォーターブリッジをぜひこの目で見たいぞ!! ということで、調べたところ(てゆーか奥利根ダム群と同じ東電群馬支店の管内なのだが)案内があった!。しかも今年の4月からである。
よ〜し、おじさん今週末にでも上野ダムにイッちゃうぞ〜!