無惨!一面雪景色の十国峠

さておしゃべりしながら飯を食っていたら、ランチタイムの1500を過ぎてしまった。そろそろ行かないと、ということで、ここから30分ほどだが、本日は雲の中の(!)十国峠に出発。それでも、店に入るときは小雨がぱらついていたのに、雨はやんでいくらか明るくなってきた。なんとかなるかな・・・
お店を出てから10分ほどで、「とある場所」を通過する。

函南町役場前のこの場所は、そう、初代の事故現場。まさに一周忌の命日に、色が変わったT5の2代目ふうこ号が弔いにやってきたのだ。

▲期間限定で公開 2007年1月13日 函南町役場前で散った初代ふうこ号
お前が去年果たせなかった目的は無事達成したぞよ、以て瞑すべし。
ここから2台は熱函道路を、丹那盆地を見下ろしながらどんどん高度を上げて行く。トンネルをくぐり熱海峠に出、さらに急坂を上がって行くと・・・

雪でした。
十国峠は、一面の雪景色の中にあった。それでも降ったりやんだりの天気、地面には積もっておらずいつもの広場は一面の芝生が広がっているが、樹々は真っ白・・・ここ蔵王か!?wwww 尾根の先に続く伊豆半島は雲に隠れてしまっている。
う〜ん、降水確率0%の晴天はどこに・・・!? ドス黒い怒りと寒さに身を震わせながら、せっかくここまで来たのだからと、皆さんを連れ出してケーブルカー山頂駅まで1往復することにするが、両側はそこそこの天気のようで、江ノ島辺りから晴れているのが見えるし、新宿の高層ビルもかすかに見えている・・・

が!だんだん雪が本降りに!犬はこんな寒い中でも楽しそうだが、下手をすると下の道までの急坂を降りられなくなってしまう!犬も人間もフラストレーションを山の上に残し退散〜!
すでに夕暮れ、いちご狩りは堪能したので、まあ良し、と。reoreojpさんご一家、天気悪くてなんか申し訳ないですね〜。私はすでに日常生活圏だがw、遠出のドライブとなるご一家のために十国峠ドライブインに寄って土産物の買い物タイム。こちらは買う物もないので、外の景色を見ていると・・・

なんと!太陽が上から顔を出した! 日没直前に日の出を拝むという珍事態。高い高度を覆っていた一面の雲から、太陽が降りてきたのだ。そして、あっという間に下の雲に吸い込まれて行く・・・

御前崎の沖に沈んで行く夕陽と、それを撮るreoreojpさん。
1700、日は暮れて、ドライブインは閉店ということで、追い立てられるように店を出た。これにて、本日のイベントはすべて終了。後はどうやって帰ろうか。とにかく、外気温はずっと0度を切っており、雪がパラパラと舞ったりやんだりという状況。reoreojpさんも来た道を戻って熱海峠から沼津へ降りた方がいいかもしれないが、多分大丈夫だろうと箱峠へ向かうことにする。しかし、道中はすでに写真に撮れる明るさではなかったのでお見せできないのだが、見事なまでに真っ白の樹氷の世界。ノーマルタイヤで大丈夫なんだろうか・・・結局、1月13日箱根越えのジンクスをまた作ることになるのだろうか!?
人を巻き込むのだけはなんとしてでも避けなければwwwwと必死の思いで箱根峠までやって来た。ここまで来れば、あとは1国を降りるだけなので大丈夫。ご一家とはまたの再会を約束してここでお別れ、407SWはまさに関東入りの一歩手前で足を踏み入れずに西へ帰っていった。
こちらは雪道の危険を冒して旧道を元箱根へ降り、そこから芦ノ湖沿いを仙石原へ。真っ暗な道の路面が妖しくギラギラ光る。ブラックアイスか!?いや、車もずっとアイスアラートを出しているけど、路面の状況を見るために降りてみてもそんなに寒くないんですけど・・・しかし、そのうちに路面には真っ白な粒々が・・・ついに来たか!?と思ったら、融雪剤でした・・・
というわけで、無事に御殿場まで降りてきたのだが、本題はここから先なのである。そう、最近定番コースとなりつつある、ゆらりでひとっ風呂の締めで、籠坂峠を上がって行かなければならないのだ。山中湖まで上がれば今度こそ気温は確実に氷点下、昨日来の雨は絶対に雪になって一面に降り注いだはずだ。峠を越えた時点で引き返さなければならないかも・・・ところが、雪は全然積もっておらず、危なげなく富士吉田まで来ることができた。いい感じの進行だね〜。

入浴の前に、まず犬グッズやもろもろの買い物のために河口湖のJマートに。ここは先日も触れたが、店内犬OKのスーパーで、カートに乗せて買い物をすることができる。店内には生体売場をはじめペットグッズコーナー、入口にはドッグカフェもあり、

今まで気が付かなかったが(最近始めたのか?)入口でカートに敷くペットシーツが置いてある(1人1枚なのでマナーを守って下さいね!)。カートにハコ乗り中の分遣隊長とチワ友さんのロンチー、ティナ嬢。屋外にはドッグラン、使ったことないけどなんと大型犬用の個室になった繋留スペースもある!まさに至れり尽くせりで重宝している。

ビールやら米やらでだんだん狭くなってきたカートで迷惑そうな分遣隊長。しかしホンマ、最近値段も変わらないし、狭っ苦しいド○キより河口湖で広々と優雅に買い物する方がいいね・・・!
この後、前回たまたま入って気に入った富士吉田の不思議な和食&洋食レストランに入り、ゆっくりと夕食。この店、とても不思議かつ飯の質量ともに誠に満足な、皆さんにあまり教えたくない所なんですが、今度行ったらレポしてみたいと思いますのでお楽しみに。ここでチワ友さんとお喋りしていたら、2030を過ぎてしまった。十国峠から3時間も経ってしまったのか、ゆらりの営業時間は2200まで、早く行かないと入れなくなってしまう!ということで急いで10分、鳴沢の道の駅に併設されている立ち寄り湯、ゆらりに到着。
ギリギリで入湯券の販売が終了し、危ないところだったが、入れる時間はすでに45分ほど、ちょっとせわしないが致し方ない。お気に入りの五右衛門風呂にあまり長くも浸かれなかったが、ほどほどに温まって深夜割引適用で帰路に就いた。
今回、予想に反してあいにくの天候で、十国峠でたっぷり撮るつもりだった写真もほとんど撮れず、reoreojpさんご自慢の407SWも初顔合わせのはんと君も写真がないのだが、それはまた改めてのお楽しみということで・・・今回ご参加の皆さん、これに懲りずいちご狩り&十国峠例会にまたご参加下さい。