2009年3月18日のひゅうが君

Blueforce2009-03-18

約4カ月ぶりの更新となるが・・・
何度か書いたように、別の場所でほぼ毎日更新日記を書いており、日々の行状を晒すのを怠っていたわけではない。しかし、最近年代物のパソコンがいよいよ調子悪くなってきたのと、どうも表に出せない写真が多くなってきたりwwwwと諸事情が重なり、また冬の間はオフシーズンだったり、一度サボると今まで執筆していた分の時間がそっくりどこかに行ってしまい、長期の休載となってしまった。
この間、各方面からおきt……じゃなかったBlueforceのブログはもうやらないのかとか、思わぬ方面から待望の声を聞いたり、殊に某所で期待していますとのご意見を頂いたこともありw、やはり当分遣隊としては触れないわけにはいかない、と、本日出動の成果をアップ。細かなキャプションはなかなか書く時間が取れなくなりつつあるこの頃だが、写真だけでもお楽しみ頂ければ幸いである。
2007年6月、ライフワーク?として、追っかけはじめて以来……
ついこの間進水したばかりのような気がするが、海自初の全通甲板形ヘリ搭載護衛艦、ひゅうがDDH181が本日大安の日に晴れて就役を迎えた。

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黄砂舞う一面のまっ黄っ黄の景色の中、IHI-MUでの就役式典を終え、白煙一発、主機を起動し1330、ゆっくりと曳船に牽かれて岸壁を離れたひゅうがは、港内を出て速力を上げる。午後になり風が強くなってきた。海面もかなり荒れてきたが、逆に黄砂は吹き飛ばされたようで、かなりクリアーになってきた。

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舷梯が下がっているのがちょっとアレなんすけど、なんとか堂々洋上を往く姿に。この後、母港となる横須賀に初入港のため、浦賀水道航路には入らず赤灯を回り込む針路を取ったが、沖泊めのきりしまと初めて至近で並ぶシーンは、日頃ゆきやきりと並ぶと異常に大きいこんごう型が、ひゅうがの前ではこんなに小さく見えるんだ、と改めて驚かされると同時に、海自もついにここまで来たか・・・との感慨を新たにした。それは我々民間人だけでなく、同じようにこの2隻が居並ぶ姿を初めて見ることになった海自の人達も同じ思いだろう。

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報道陣へのデモンストレーションか、航空集団司令座乗で飛来して横須賀でセレモニーに臨むのか、厚木51空のSH-60K(8408)が飛来して目の前で着艦するシーンは、なかなかのサプライズだった。上空は報道のヘリが乱舞していたので、その1機だろうと思っていたのだが・・・なにげに良く見たら、「おいロクマルだぞあれ!?」という状況。

マストに自衛艦旗を掲げた姿も、これが初めて。今後長らく横須賀の主となるひゅうがに、幸多からんことを。
最近の当分遣隊随一の名物コーナーとして皆さんにご愛読頂いた「今日のひゅうが君」だが、生まれ育ったIHI-MUの艤装岸壁を離れ、現役艦として横須賀に居を移したことによって、一応の区切りとなる。もう、いつもJパワーから望むことのできたひゅうがはいなくなってしまったが、もちろん当分遣隊では折に触れひゅうが君の動向をレポートして行く予定である。
これからがひゅうが君の本当の人生。さあ、やるで。