葛西臨海公園&職安通りの「ガムジャタン」へ

Kasai seaside park

昨日は夕食で鯨飲、酔いつぶれて寝てしまい更新ができなかったので、本日日曜分を書きます。

日曜。土曜日よりは早く起きたのだが、本日も特に予定はなく、午前中はサイトの小修正などをして過ごす。昼過ぎより、妊娠した同居人の妹に御守りを買おうということで、水天宮へ行くことにする。

こういうこと、全くわからないのだが、聞くところによると水天宮は安産の神様なのだという。駅名として知っているだけで、実はどの辺にあるのかもおぼろげだし、うまくたどり着けるかどうか・・・果たして、馬喰町の辺りで若干迷い、偶然「水天宮 P」の看板を見つけた。敷地は2層建てとなっており、地下に駐車場が。由緒ある神社とはミスマッチのこの有効利用。ふうこをかばんに入れて境内へ。赤ん坊を連れた家族連れが大勢いる。中には赤ん坊を抱いていっぱいいっぱいの、背広がどうも似合わない若〜いお兄ちゃんも。でも、あんな頼りなさげで、いや今は実際頼りないんだろうが、私などよりよほどしっかりした男に成長するんだろうなあ、と思うと、ここにはちょっといたたまれない。

本堂の前の露店では腹帯などが売られている。21世紀のこの東京に、まさにここだけ昭和であるが、皆大まじめである。ああ・・・我々はよそ様へのお祝いを買うときにしかここには来ないのだろうが・・・いや、いい社会勉強をさせてもらいました。

その後、ふうこの散歩をするべくお台場に向かうが、門前仲町・月島経由で行こうとしたところ、ここまで来たらまだ行ったことのない葛西臨海公園へ行ってみようということで、行先変更。走ってみたら意外に近く、30分ちょいで着いてしまった。もう夕方近くだというのに、駐車場に入るには長蛇の列が。よく見たら、京葉線葛西臨海公園の駅前広場である(当たり前だが)。それほど待たずに入れたが、駐車場もとにかく広く、予想とは全然違うスケールの大きさに驚く。公園内にはホテルもあるらしい。

印象としては立川の昭和記念公園に似ているが、海に近いせいかあちらよりトロピカルな感じがする。「臨海公園」というだけに、確か浜辺もあるんだっけ・・・と海の方へ歩いていったら、うわ!こりゃすごい・・・橋を渡ったところに半月状のなぎさが広がっており、幅はおそらく800mほどもあろうか。左を見ればディズニーシーの火山が、正面には海ほたるも見える。外海(?)に面しているだけあって、お台場よりも雄大な景色だ。散歩の距離も長く取れるし、なんでもっと早くに来なかったのだろう、ちょっと後悔した。

本日の夕食も面倒くさいので外で食べようということになり、新大久保職安通りの「ガムジャタン」に連絡を取る。最後に食べたのは6月頃だったか、その後も何度か予約の電話を入れたのだが、電話をかける時間が遅いせいか最近の韓国ブームで職安通りもお客が増えたせいかいつもふさがっている。こちらは犬連れなので、外テーブルにしか座れないのだ、本日は日曜の夜ということもあってか、久々に予約が取れた。

公園を1830発、行きと同じく駐車場出口から湾岸道路に出るのに時間がかかったが(ここ、なんでこんな構造になってるの!?)、1時間ほどで自宅に到着、車をしまってまた歩き出す。今日もふうこはたっぷり運動したので夜はぐっすりだろう。というか、さすがに疲れたのか段々ぐずり出して、結局ほとんど抱いて職安通りへ。

深い味わいの(そんなに辛くない)スープで食べる豪快な骨付きの豚肉、ジャガイモの鍋がメイン料理の「ガムジャタン」。ここは一見食べでのない骨ばかりかと思いきや、実は結構量が多いので2人前の「小」をオーダーする。カクテキともやしのナムルの小皿は食べ放題なのでお代わりOK。私、実は酒飲みではないのだが、最近はビールがうまいので本日もジョッキ3杯も空けてしまった。料理で腹一杯、酒でヘロヘロで、帰りは歩くのがやっと、家に着くなり布団に倒れ込んでしまった。

「ガムジャタン」は店長とももうすっかり馴染みの仲なのだが、オーナーでもないだろうに彼は本当によく働く。いつも店の中で忙しく立ち働き、店の外で一服したかと思うと呼び込み。その合間にお客に愛想を振りまくのも忘れない。ふうこのこともとても可愛がってくれて、食べ終わった骨を洗ってはふうこに食べさせて喜んでいる。本日もボウル一杯の骨をくれると言うので、そんなには食べられないよというと、店の奥から別のを二切れ、袋に入れて渡してくれた。帰り道、中身を覗いてみて仰天!ガラかと思っていたら、結構肉がついている。これは人間用のものなのでは!?ふうこの顔を見てニヤリと笑った我々は、月曜日、チゲ鍋の食材に迷わずこの骨付き肉を投入したのであった。すまぬ!ふうこよ!
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