黒部キター!

at Kurobe No.4 water Power station

今日はkomaアガシに教えてもらった池袋の中華バイキングに行く予定だったのだが、同居人の同僚であるデザイナーが国立で作品展をやっているので見に行くことになり、予定変更。甲州街道東八道路経由で国立着。コインパーキングに車を停め、北口の会場に向かった。北口・・・北口か。アレがあること忘れてた・・・
展示を見終えてから、その「アレ」を見に行った。光町の鉄道総研正門前にある、新幹線高速試験車951形。本館の掲示板のトップ絵、ずっと夏っぽい絵柄でそろそろ変えたかったのだ。新幹線が秋冬イメージかというと、そういうわけでもないけど・・・まあ、そんなわけで半年ぶりに模様替えすることができた。あれは基本的にふうこと乗り物がらみのシリーズなので、素材選びが大変なのである。いつも横須賀で軍艦バックというわけにもいかないし。
その後はまた南口に戻り、桐朋学園前にある犬OKのカフェで一服。国立なんて来たことなかったけど、面白そうな店も多いし、なかなかいい所かね〜。一橋大学の正門前を横切って、ふとまた思い出したことがある。慎太郎の母校か・・・オレ、期せずして石原兄弟ゆかりの地巡りをしているのだ。
その「弟」だが、本日はいよいよ黒部の太陽編。てゆーか、今日初めて第4話の副題が「黒部の太陽」だということに気が付いた。今回は話としては1980年代、私もはっきり記憶にある領域の大手術から奇跡の復活までを収録しているのに、副題に黒部を名付けたところに石原プロへの黒部への思い入れ、こだわりが見える。
冒頭からダムマニアには嬉しい現地ロケの素晴らしい映像で、いわゆる奥遠和ダムの「織田裕二ポジション」でのシーンには、不覚にも目頭が熱くなってしまった。そしてトンネル発破再現シーン。土木協力・熊谷組とのクレジットも出ており、造りはびっくりする程しっかりしていたが(劇中劇なのに!)、爆発はちょっとCG臭かったかな?でも、トンネル内の様子や安全祈願祭なんかも、さすがに関電全面協力だけあって楽しめた。
これだけやれば何度目かの黒部の太陽ブームが、と願いたいし、石原プロもそのつもりで作っているのだろうが・・・恐らく今何万人の人が「黒部の太陽」で検索しているのだろうが、その結果知ることになるのは冷徹な現実だ。そう、「黒部の太陽」は現在一切ソフトが販売されておらず、見ることができないのだ。実は私も見たことはない(昨年石原プロ主催で上映会が開催されたが、私は本館トップで告知まで出しておきながら結局自分が行けなかった)。だから、今回のドラマは作品リリースへの布石なのでは、と密かに期待しているのだが・・・出たら速攻DVDプレーヤー購入だ!
原作、映画は本来扇沢―ダム間の関電トンネルを掘る話が本題で(ここが一番難工事だったのだ)、Photoもこのトンネル内を用意したいところだが、ここは窓の開かないトロリーバスで通過するのみで、なかなかいい写真が撮れない。んで、本日の一枚は発電所内の映写室にある、裕ちゃん思い出グッズの展示コーナーを。制作発表や慰霊碑に献花した時の写真、台本やキャメラなどが展示されている。詳細は本館の黒部コーナー、
http://homepage.mac.com/izunton/BlueforceFiles/kurobe.html
で公開中。なお、映っているのはうちの両親と同居人。
http://homepage.mac.com/izunton/