南総モテモテ一犬伝

Hwooko onboard Tokyo bay ferry

先日撮った従妹の結婚式の写真を、田舎の祖母に見せてやって欲しいと叔父貴に頼まれていたので、数コマをプリントして千葉の先っぽの方の田舎に行ってきた。
親も親戚も、もういい年なので、そう距離が遠くないこともあり毎月のように行ったり来たりしている。半分寝たきりになってしまったような人もあるし、甥が東京からやって来て顔を見せるのも結構な親戚孝行になるので、こちらもそれなりの頻度で行くようにはしている。で、今回は親も連れて東京を0645出発。山手通りから目黒通り、三京―首都高―横横を経由して久里浜へ。フェリーの時刻は事前に調べてあったのだが、当初乗る予定だった0805の便は横浜の辺りでどうも無理らしくなってきた。まあ次の0840でもいいか、じゃヴェルニー公園寄ってくかな・・・と、横須賀のインターを通過する辺りで、何となく間に合いそうな気がしてきた。
そこからほどなく、佐原インターで降りた時は0750、15分あれば楽勝だ。0800過ぎに乗り場着、待ち時間ほとんど無しでフェリーに乗り込むことができた。本館で使いたい浦賀水道航路の写真など撮っていたらあっという間に金谷着。ここから10分ほどで保田に出て、長狭街道で鴨川に出る。市街地を裏道で抜けて、天津から国道128号で1000頃に勝浦に着いた。
最初に祖母が入っている特養に行って見舞う。祖母は93歳、足腰は弱って車椅子だが、喋りはしっかりしているし目はいいし(ふうこの名刺を渡したが、4ポ位の文字を眼鏡もなしですらすら読むのには驚いた。アドレスの所を見て「あたしは学がないからわかんねえよ〜」なんて言ってたのはまたまたご愛敬)、新聞紙を折って入れ物を作ったり細かい手作業をこなす。帰るときが可哀相なのだが、いつも昼食時、食堂で食べるので一緒にロビー近くまで来てサラッと別れるようにすると、皆と一緒で寂しくないようで、今回も正午にうまいタイミングで別れて出てきた。
写真を渡す大任も終わり、その後父方と母方の親戚を1軒ずつ回った後、海辺で漁師を営んでいる母方の叔母の家に。本日も伊勢エビをはじめあわび、各種刺身を「いやというほど食わされる」のだが、その前にお付き合いのある、地元で活躍されている某女史と会う約束をしていたので、親を降ろして隣町に向かう。半年ぶりにお会いして、近況やらサイト運営上の裏話などを話し合い、初めてのお披露目となるふうこを可愛がってもらい、その後の予定もあるため慌ただしくお別れして帰ってきた。
さてその後、「食うもんなくなっちまったぞ〜」などと悪態をつかれながら、それでもあわびの丸ごと1個をはじめ本当に食いきれない量の刺身を「食わされた」挙げ句、もうとても帰る気力もない親を置いて2130に現地を出発、帰りはオーソドックスに房総半島を縦断して、高速にも乗らず2時間半で東京に帰ってきた。三連休にしては初日だったのが良かったか、天気がそれほど良くなかったのが幸いしたか、渋滞に巻き込まれることも一度もなく、快適なドライブ。車検上がりのレンジも絶好調で、久々の三浦半島以外の長距離ドライブを満喫してきた。
Photoは客室内連れ込み禁止なので、飼い主ともどもデッキで寒風に耐えながら浦賀水道航路の安全を見守るるふうこ。寒〜!。