惚れた!小田急VSE

Panorama view of Odakyu type50000 EM

風邪もあまり劇的には改善せず、とはいえ今日は寝ているわけにも行かず会社に。で、帰ってきたら嗚呼!同居人がやられていた。やっぱりダメだったかorz
こちらも帰ったらさっさと寝たかったのだが、買い出しに行ったりいろいろやることもあり・・・先週からふうこの散歩もほとんど満足に行けていないし、先が思いやられる。
で、ドンヨリした気分のまま一回寝てしまったのだが、深夜に起きてみると若干気分も持ち直したようで、こういう時は日記でも書いてみるのがいいリハビリかと(さっさと寝ろよ・・・)
本日は今話題の小田急新特急車、50000形に乗車してきた。実物に乗るのはもちろん見るのも初めてだが、写真で見たときの印象が正直あまりピンと来なかったのに対して、さすが小田急、結構な物を出してきましたわ。
特に目を見張ったのは車内の造り込みで、名前の由来だけあってその天井の高さに唖然。意匠や調度品の造形も凝っており、木材を使った内張や完全間接照明、窓側に5度傾いて固定される座席など、これで箱根までとは誠にもったいない。
細かく紹介していくときりがないし、どうせあと少しで営業に就くのだから乗って頂ければおわかりかと思うが、特筆すべきなのはやはりなんと言っても先頭展望席で、事前には左右のピラーが太くて視界の邪魔になるのではないかという意見も結構あったが、それを補って余りある超大型一枚窓!一番前に座って見ていると、ふと空中に放り出されるような錯覚を覚えてちょっと怖い(風邪のせい!?w)これはさすがに過去のロマンスカー各系列では味わえなかった、異次元の快感だ。F-16コクピットって、こんな感じなんだろうか。
臨時の超盛りスジで、唐木田まで約1時間というとんでもない所要時間ではあったが、その分緩行線をダラダラ走って特急はおろか急行にまでブチ抜かれたり、まるで昔の面影のない高架複々線区間の詳細が手に取るようにわかり、楽しいこと楽しいこと。
展望席はしばらくはプラチナチケット状態なのだろうが、鉄の方でなくてもあの展望は体験しておいて損はない。ぜひこの新鋭VSEに乗って箱根に遊んで頂きたいものである(決して小田急さんのまわし者ではありません)。