カールスクローナ一般公開に行く

From bridge of Carlskrona

25日、「カールスクローナ」撮影後なぜか今話題のハッピードッグクルーズ「遊」に乗ることになった我々。昼頃に家に帰って来て更新でもしようと思ったのだが、結局帰ってきたのは夕方で、予想はしていたことだが疲れたので寝てしまい、結局何もできず。
と、夜にメールを開けたらスウェーデンの友人のおじさんからメールが。えっ!?カールスクローナのこと知ってるのか?と思ったら、イースターの近況報告だった。しかし、すごい偶然だな〜。大体2〜3カ月に1回位の頻度だからびっくり。
いつもなら英文を書くのがおっくうで、返事も遅れがちなんだけど、今日はカールのこともあるし、意気込んでさっさとこちらの近況報告と、今日スウェーデンのおフネが来たんだけど知ってる?と返信を書いた。そうしたら早速返信が来て、軍のサイトのカール君コーナーのアドレスが貼られてあった。ごめんねマッちゃん、もうそれ知ってるんだけど・・・タックソーミッケ。
というわけで27日、一般公開である。0900前起床でまずふうこの散歩。金曜、土曜と日を追う毎に暖かくなって、今日などはちょっと歩くと暑いほどだ。寒いときは本当に歩かなかったふうこもスタスタ歩くようになった。2時間足らずぶらぶらしてから、ふうこを留守番させて晴海埠頭へ。
1230に現着してみると、ゲートの前にはマニアさんが10人ほど、やはりネットで告知した軍艦公開イベントなどこんなものか。ま、千人も来られても困るが・・・ホストシップの「さわゆき」は「ふじ丸」が出たのでカール君とメザシからHJに移動したが、そのせいでターミナルの上層階展望デッキは封鎖になっている。あのさ〜、本当にそこまでやるんだね。もう面倒見切れんよ・・・誰もあんたなんて爆弾投げ込まないって!
定刻1300には見学客とおぼしき人数は50〜60人ほどになっていたが、この位の人数なら楽勝だろう。で、ゾロゾロと中に入っていったのだが、やはり半ば予想はしていたことだが手荷物チェックはおろか身分証明証の提示もなし。おかげで結構飛び入りもあったようだ。事前申し込みは有名無実と化しており、去年の百里のちょうど裏返し!?さすがスウェーデンである。安全保障のコストは世界でもっとも安いに違いない。ま、それは各地の平和維持活動などに多大な人的貢献をして初めて達成されるものであり、決して一朝一夕に手に入れたものではないのだが。
しかも、通り一遍の上甲板だけの公開かと思ったら、ちゃんとブリッジまで開放してくれた。ブリッジなんて入ったの、2002年の「ニーヴ」以来のことだ。というか一般公開自体が(現役戦闘艦艇では)「ニーヴ」以来だ。久しぶりに見る、ヨーロッパの香り漂うたたずまいを満喫。海図台には「m&m」と印刷されたダンボール箱が置いてあり、なんだろうと中身を見たらm&mのチョコレートが「ズサーッ」と音がしそうな程入っていた。これポリポリ食いながら地球半周してきたのか〜。
艦長席の電子海図のモニタをいじって、知り合いのおじさんが住んでいるエンイェルホルムを最大ズームにして表示しておいたが、後で「さわゆき」の艦長さん一行を引き連れて説明をして回っているマニューバー・オフィーサー(隊司令のような職と艦長さんが説明してくれた)がブリッジに上がってきた時、水兵さんが慌てて現在位置表示に切り替えているのを見た。ゴメンナサイ。
砲塔の撮影は同居人に任せ、ブリッジを重点的に取材して2時間をフルに使い、1500退艦。予想していたほど北欧の空気を満喫、というほどではなかったが、19年越しの願いが叶って満足であった。その後、本日もいらしていたhttp://www.babu.jp/~selig/主宰のさぁや女史を拉致、一度自宅に戻ってふうこを連れ出し、代官山へ。JamJamに行こうと思ったのだが貸切で入れず、フレームスで小1時間ほどお茶して、東京駅まで送って行き本日のイベントは終了。
最後に笹塚でガス入れ&方南町ドンキで買い物。