ふうこ冷房あたりで寝込む

Hwooko in sickness

例によって、今シーズン初めて冷房をつけたのだが、朝起きたらふうこが吐いていた。
子供の頃は居間のケージで寝かせていたのだが、前にも書いたが歴代自民党政権も真っ青の既成事実造りであっという間に人間の寝床を占拠したふうこ、主人を隅に追いやり堂々と布団で寝て、朝も起きてくるのは一番後。
しかし、夏になるとエアコンをつけるため居間と寝室のドアを閉めなければならず、ケージのトイレに自由に行けなくなるため、そこら辺でされたらたまらんというのでバリケンに入れるようにしている。私は単にトイレを寝室に持ってくればいいのではないかと思うのだが、同居人は犬にそんなのわかるわけないと言う。
確かに犬はトイレの場所が変わったらわからなくなって粗相をするので、事情があって動かす時は一日数センチずつ徐々に移動させるべし、と飼い方の本に書いてある。ところがさ〜、親バカの欲目で言う訳じゃないけど、ふうこは匂いとかじゃなくて、ちゃんとトイレを視覚で識別してるんだな〜。だから問題ないと思うのだが・・・これだけは納得してくれない。
というわけで、毎晩バリケンに入れるのだが、これもさすがふうこと言うべきか、夏になると入れとも言わないのに勝手に部屋の隅に置いてあるバリケンに自分から入って行く。最初に2・3回おやつで釣っただけだし、他の季節はふかふかの掛け布団にくるまって寝るのがお気に入りなのに、人間がやって欲しいと思うことをどんどん読み取ってその通りに行動するのだ。寝る時間になったらバリケンから出てこっち来いと誘っても出て来やしない。朝起きたらバリケンの扉を開けてやるのだが、結構溜まっているらしく、ピュ〜ッと居間に飛んでいって、トイレに結構な量のシッコをする。
で、昨夜はエアコンをつけて寝るのは今年2回目だったのだが、若干温度が低かったようで、寝冷えをしたらしい。朝起きたらバリケンの中に敷いてあるフリースに前の晩食べた物を全部吐いているのを発見。どうも元気もないようで、朝食も全然口をつけなかった。そういう日は2〜3カ月に一度くらいはあるのだが、同居人は心配だというので、午前中で早退して家で様子を見ることに。朝は置き餌をして出たのだが、どうやらそれは完食していたようだ。しかし本調子でないようで、いつもは家中をあちこち寝場所を変えてゴロゴロしているのだが、こういう時は飼い主の目に触れないように、昼中こっそりバリケンに入って息を潜むようにして寝ていたらしい。
夜になったらすっかり回復して夕食はペロリと平らげたようだ。ま、寝冷えっすね。こういうことはよくあるので、あまり神経質になる必要もないのだが、今週末は山形に泊まりがけでさくらんぼ狩りに行く予定だし、体調を万全に整えておかないと。