ふうこ小西康陽氏のDJで踊る

Mr.DJ Yasuharu Konishi

毎年秋にスウェーデン大使館を中心に開催される"Swedish Style TOKTO"が、12日で終わってしまい、今年は結局行くことができなかったので、その埋め合わせ・・・というわけでもないのだが、11月12・13日と、日比谷公園にて「ヨーロッパ秋まつり」というイベントが開催されるそうで、ちょっと顔を出すことに。
昼前に家を出、まず朝食。本日は行きつけのカタネベーカリーが休みなので、茶沢通りの代沢交差点を環七の方に右折した梅ヶ丘通りにあるパン屋「イビザ・パン焼き人」で初めてパンを買ってみた。店の中央に溶岩造りの巨大なパン焼き窯があり、ここで焼いているそうだ。店は最近目黒区から移転してきたのだが、この石釜を入れることのできる間口の幅が移転先の条件で、それでここに落ち着いたとのこと。カタネに負けず劣らずのこだわり具合で、いろいろな雑誌にも取り上げられているようで、また一つレパートリーが増えたことにニンマリ。最近すっかりアンゼリカ行かなくなっちゃったなあ・・・
パンをかじりかじり、まず久しぶりのお台場へ。晴海に停泊中、明日南極に向けて出港予定の「しらせ」を横目に見ながら、ふうこの散歩&さらに撮影。1時間ほどで切り上げ、秋まつり会場の日比谷公園に向かう。公園下の駐車場に初めて停めて地上に上がると、結構な喧噪である。
実はこのイベントに来たのはヨーロッパの物産紹介ブースを見たり屋台の食べ物を買い食いしたりするのが目的ではなく、同居人が見つけた小西康陽氏による「ヨーロッパミュージックの紹介」。なんて書くとトークショーみたいだが、氏がじきじきに皿を回すDJののようである。無料でこんなビッグネームのDJが聞けるなんて!ということで同居人はすっかり鼻息荒くしている。
さて小音楽堂に行ってみると、もう黒山の人だかりでどうせ頭くらいしか見えないのだろうと思っていたところ、客席はガラガラで最前列も空いているという有様。とりあえず3列目に座ってみたが、氏が登場してもポツポツと増える程度で逆に拍子抜けするほどである。氏は「まさかこんな青空の下で明るいうちから回すことになるとは思いませんでした」と皆を笑わせていたが、各国で入手した今来ている音楽から民俗音楽までを縦横無尽にかけ、会場もいい具合にノッてきた!さすがにシャイなお客が多い中、踊っている人もチラホラ。今流行の「自由な着こなし」の着物のお姉さん、ステージ前で踊りまくってカメラの前でポーズ撮りまくり。いいなあ・・・あそこまで爆ぜてみたい・・・
最後は「ちょっととっておきのを持ってきます」と言ってバックまで秘蔵のレコードを取りに戻り、ノリノリのフィナーレ、これが無料なんて、確かに信じられないイベントだ!これで主催が外務省!? こんな行政主導のお堅いイベントなんて、呼ばれるのは説教臭い御用文化人かテレビで見かけなくなった人畜無害のタレントと相場が決まっている(いや、小西氏が有害というわけではないですが・・・)。オシャレ過ぎだよ、あんた達誰だか知らないで呼んだでしょう?
当初は同居人に連れられて・・・というノリで来てみたイベントであったが、秋の夕方の青空の下、不健康なクラブの空気にちょっと触れることができた、不思議な一日であった。「しらせ」と小西康陽を続けて見るとは思わなんだし・・・この後は銀座に出て、ホルンマークで有名な
http://www.vesta.dti.ne.jp/~gekkoso/で店オリジナルのちびショルダーを購入、続いて夕食の水炊き用に新宿小田急の地下にある「柿安」で鶏モモ肉100g159円を購入、最後に職安通りのドンキで米や茶を買って家路についた。
今週末・・・実質三連休でさすがに遊び過ぎ・・・