307CC納車で早速湘南ドライブ

our new Peugeot 307CC

0700起床。
駐車場に置いてあるもろもろの物を、反対側のサイドに移動する模様替え作業を行う。そう、今日から寄せる位置が逆になるのだ。埃だらけになっている地図などがあったりして、朝からいきなり手が汚れる。そろそろ庫内の掃除をしないと・・・
0930、いよいよレンジ号戻らぬ旅路に出発。行くかどうか直前まで迷っていた同居人も、さすがに吹っ切れたのか同乗してまず碑文谷のBLへ向かう。そう、いろいろ積んである荷物も入れ替えなければいけないため、BLの駐車場で、かつてパールハーバーでミッドウェイからインディへ、インディからキティへと行われたようないわゆる"SWAPEX"を実施するのである。
1030に着いて早速納車の説明、残金の支払いなどを済ませた後、地下の駐車場でついに307CCとご対面! 薄暗い所で外から車内を覗き込むと、オレンジ色のイルミ類がなんとも幻想的で、本当に宇宙船を見ているみたい。我ながらいいもんに目を付けたワイとニンマリする。しかし、レンジに増してセキュリティやらなんやら電子装備が付いており、一通りの説明を聞いただけではとても覚えきれない。しばらくはマニュアルとにらめっこの日々が続きそうである。エレベータで上に上げて、駐車場でレンジの隣に並べて記念撮影。最初で最後の並びである。こうして見ると本当に感慨無量・・・レンジ号よ、長い間ご苦労であった。
荷物は最小限に抑えてあったので、スワップウイング(いや別にウイングではないけれども)はすぐに終了し、スッカラカンになったレンジで一度買い取り先の店に向かう。この店、偶然にもBLのすぐ近くなので、帰りはふうこの散歩がてら歩いてこようという、誠に効率の良い行程となっている。お店では一通り昨今のランドローバー車の動向などについて世間話をして、ハンコついて引き渡してきた。もうここまで来ると、例えは悪いが火葬場で皆が号泣していたのに白い骨になってしまうと妙に落ち着いて笑ってたりするアレと同じ心境になっている。どんなに大事にしても所詮は車、墓に一緒に入れるわけでなし、どこかで別れが来ますよと心に言い聞かせ、人間・犬共々本当に世話になったレンジに一礼して、あとは振り向かずに、未来のみを見つめて碑文谷に帰ってきた。本当に・・・新しいオーナーのもとでも元気で。良い旅を。
途中、ふうこを買ったペットショップの前を通って(昔から我々の大きな買い物といったら、大体この学芸大学前一帯に集中しているのが不思議)、10分ほどでBLに着く。すでに正式な引き渡しは終えているので、挨拶だけしていよいよ新たな愛車に乗り込み、スタートである。オドメーターは18kmを指していた。しっかし、本当に買っちまったよ、左ハンのマニュアル・・・最初はおっかなびっくり、慣らしは2000回転までなので5速でも70km/hまでしか出せない。とりあえず横浜を目指して走り出したが、全然流れに乗れず、一番左を走ってもトラックや軽にバンバン抜かれていく。天気だけはムチャクチャ良いので屋根を開けたものの、さすがに三京を走ると寒いようで、保土ヶ谷で停まって屋根閉めろ!とのご命令が。そして、遂に訪れたもう一つの初体験、ETC通過、本当にバー開くのかな・・・おっかなびっくりで突っ込んで、思わず首をすくめそうになるその瞬間、バーが上がって何事もなく通過した。これ、ある意味屋根が上がるより感動する!すごいすごい、やっと我々も現代人の仲間入りだ〜!
で、横浜には着いたが、せっかくなので七里ヶ浜を目指してそのまま幸浦線―横横―逗葉新道経由で134号へ。例によって逗子からは大渋滞だが、そこそこ流れていてあまりイライラせずに鎌プリ前の駐車場に着いた。今日も沖には大島が、江ノ島の向こうには富士山がくっきり見え、日差しも暖かく人出も多い。砂浜をふうこと散歩して、初日にしてかなりいいロケーションで写真が撮れた。
しかし、帰りは地獄。どちらに進んでも大渋滞なのはいつものことだが、最近は抜け道だと思っていた朝比奈の山越えもまったく動かない。あんな所マニュアルでは絶対通りたくないので、北鎌倉―大船に抜けて、原宿のちょっと向こうで1国に上がったが、ここまで七里ヶ浜から2時間ちょっと。用意してきたCD3枚はあっという間に終わってしまい、とにかく参った。まあわかっていたことなんで、自分が悪いのだが・・・
帰りに代田橋でガスを満タンに。本日から燃費計測を行うことにする。そんなわけで、307CCふうこ号(なぜふうこ号なのかは皆さんで考えてください)をよろしくお願いします。