久能山いちご狩り

307CC with Hwooko & Tina

静岡は久能山にいちご狩りに行って来た。
昨年は中止となってしまったので、2年ぶりの静岡いちご狩りである。今年も1月は天気が悪かったり、予定外の車騒動があったりして中止か?と思われたのだが、こうなりゃ意地でも行ってやる!と2月開催になったもの。もちろん、307CCの慣らし運転も兼ねている。
相変わらず道中ずっと70km/hキープは誠に辛いものがあるが、やっと行きの高速の途中でクルーズコントロールのツマミが見つかったので、あとは定速運転。トリップコンピュータの操作もしばらくは設定の仕方がわからず、まあ平均速度がわかったところでなんということはないのだが、ちょっと残念・・・壊れてるのかな?と思ったら、ひょんなことで画面を呼び出すことに成功した。これ、マニュアルに書いてないので最初は絶対にわからないと思う。ちゃんと書いとけや〜!
70km/hで走ると明らかに時間がかかり、足柄のドッグランで遊ばせたりしたせいもあるが、0600出発にもかかわらず清水ICを降りたのは1030にもなっていた。まずいちごを食す。

その後、定番コースの三保の松原に移動、こちらでもおチビさんたちの運動を。で、駐車場に帰ってきた時・・・
オバチャンが、「あの〜」と話しかけてくる。はい。「ちょっと教えて欲しいんですけどね、このライオンのマークって、どこの会社なの?」プジョーですけど。「ああ、プジョーって言うの?いやね、うちの孫が自動車が大好きで、なんか気に入っちゃったらしいのよ。このライオンがなんて会社か知りたいっていうもんだから」
見ると、隣に3歳位の男の子が私のことを見上げていた。あ〜、じゃあボクにいいもん見せてあげようか。ちょっと待ってな・・・と、ドアを開けてモソモソやっていると、おばあちゃんも男の子もなんか言われたけど何も始まらないし、その場を立ち去りかけたその時!トランクが「ウイィィ〜ン」と! あっけにとられている2人の前で、ルーフは畳まれてあっという間にオープンカーの出来上がり。
男の子はポカーンと見ているだけだが、オバチャンがいたく感動して、「あらすごいわね〜これ高いんでしょう?」いや、そんなに高くない高くない!(苦笑)「親がかり?自分で買ったの?」ええ!? いやいや、じ、自分ですよ!(爆笑)「あらすごいわ〜社長さんかなにかやってらっしゃるの?」いやいや、そんなことないそんなことない!(激笑) オバチャンのそのあけすけさと言ったら、気持ちがいいほどだ。この時のやりとりを思い出すと、まだ笑えてくる。
肝心の男の子の方はどう思ったのか知らないが、あの歳くらいではまだ車というよりも、ライオンマークが強烈な印象で残ったのだろう。だが、電車が好きというのはよくある話だが、そんなに小さいうちから車、それも外車に興味津々とは、将来大物になるぞ、坊主! この幼児体験がもとで将来自動車史に残る名車を開発する技術者になってくれれば、本望というものである。

その後、静岡のドッグカフェで遅めのランチを食べ、帰りはお決まりの1国―熱海峠経由で小田原に出、またまたのお楽しみ、箱根湯本の天山でひとっ風呂浴びて日付も変わった0100帰宅。走行距離は441kmと出た。