B系対決だ! メルセデス対ベルギー国鉄

SNCB Type 25.5 E-lok

最近、関心が全体的に車にシフトしている。当然の話で、今ときめかなくてどうする!って位に、今週一週間は307ふうこ号のことで頭がいっぱいで、週末の来るのが待ち遠しいこと。まだ現実感がないので、5日も姿を見ないと本当にアレが車庫に入っているかどうか確信が持てない。明日シャッター開けたら葉っぱが1枚だけ落ちていたりして・・・ドロン!?
そんなに「車頭」になってなくても、ここ数日、メルセデスBクラスのCMがうざい位に目につく。もう今回は間に合ってますから結構です!って(心の中で)つぶやきながら見ているのだが、なんか、あの画面に踊る「B」の文字が、どこかで見覚えのあるデザイン・・・
既成のフォントなのだろうか、SNCB(ベルギー国鉄)のマークにどことなく似ているのだ。また、そう言っては悪いが華のない所を選んできたな〜、ってパクったわけじゃないか。でも、ベルギーの人はあれ見てどう思うんだろうね。もっともヨーロッパで同じ広告流してるとも限らんが。
Photoはその華のないSNCBで、さらに華のない電機、25.5形。TGV-PBKAの路線網が拡大しつつある中、高速鉄道に関しては昨今は状況が変わりつつあるが、ベルギーは欧州では少数派の直流3000V電化が主体で、隣接するオランダは日本と同じ直流1500V、どちらも小国ゆえ直通運用が多いため伝統的に複電圧車が多いが、同形も基本番代の25形が3000Vのみ対応なのに対して1500Vとの複電圧対応となっている。出力も1880kWとヨーロッパのカマにしては異常に低い。ベルギーの電機は日本の電機に仕様が似ており、親しみがわきそうなものだが・・・いやいや!これは馴染めね〜!
この時、私は終焉迫るTEE、「エトワール・デュ・ノール」に乗ってパリへ向かったのだが、当然このカマではフランス直通は不可能なので、この編成は同列車ではない・・・もう思い出せないんだけど、これはどこに行く列車だったのだろうか?謎だ。