コーティングしてみました

307CC with Tokyo tower

307CCにコーティングを施工。
なんか、車にコーティングなんて言うと、セルシオとかセドグロにエアロパーツ付けて、光るナンバー・ダッシュボードにムートンみたいな、そういうソサエティを連想されるかも知れないが、私も昔は洗車小僧だったけれども、この歳にして暑いの寒いのに水で洗ったりワックス塗ったりするなどできるはずもなく、実際レンジの時は最後の方は年に1回も洗車しなかった。
ランドローバー車はさすがに四駆のロールスと言われるだけあって、パーツもそうだが、塗装もしっかりしており、少々のことでは被膜はビクともしない。細かな傷は登録10年なのでそれなりにあったが、最後に洗ったらとても10年落ちのクルマとは思えないほど美しかった。それに、いかにレンジといえども、いやレンジだからこそ、四駆が茶色く汚れているのも衣装のうちと言い訳が立つので、私らのようなズボラには便利だったわけである。
しかし、307にはさすがにそのような言い訳は通用せず、なるべく手間をかけずに、ザーッと水をかけるだけで汚れが落ちたら助かるな・・・と、いろいろ調べて見つけてきたのが、ガラス系コーティングという施工方法の双璧である、「アークバリア21」と、このたびSoft99が開発した「G'zox」。どちらもお値段はそれなりに張るが、普段の手入れはワックス不要で水洗いだけでOK、効果は半永久的、とのこと。施工業者はどちらも都内に数軒あるが、その中で結構HPの内容がしっかりしており、親切そうなので選んできたのが中央区の「洗車の匠」

http://www1.odn.ne.jp/odnlambolgini1/index.html

さん。料金を見るとどちらも9万4,500円と目ん玉飛び出しそうな価格だが、登録後3週間ならアークバリアで2割、Gzoxで3割の新車割引が適用になるという。
HPを見るとおわかりかと思うが、この2つそれなりに一長一短があって、アークバリアは陶器のような独特の美しい輝きを放つ反面、濃色・ソリッドカラーには若干不向き、実績は一番だが商品としてはすでに若干古い、価格は高い。G'zoxは気持ちいいほどの撥水性を持ち、色を選ばない、価格は(アークバリアに比べれば)安い、しかし昨年からの商品で耐久性のデータがない、という比較。お店の方と相談した結果、この場合はG'zoxをお勧めします、ということで、そちらでお願いすることにした。
出勤前に車をお店に持って行き、引き渡して出社。本日は帰りも早いので、1800に会社を出て半蔵門線東西線で(珍しく5000系が来た。今は東西線も滅多に使わないからラッキー)茅場町へ、1900に店に伺ったら、ピカピカになっていた。
今回はボディコーティングが×0.7で6万6,150円にホイールコーティング1万4,000円も付けて計8万150円、端数はオマケしてくれて8万円ポッキリだった。これでドアの内側や樹脂部品まで丁寧にコーティングしてくれる。
伺うときは登録3週間以内なら別にいつでもいいんだろ、と思っていたのだが、お店の話では、なるべく納車してすぐに持ってきて欲しい、一度でも高速に乗るとそれだけで小石や砂で少しずつ傷がついてしまいます、また、カーナビやオーディオを付ける予定があったら、先に取り付けてからの方がいいです、どうしても取付業者がベタベタ触ってしまうから・・・とのことだった。実際、ボンネットにごく小さいものだが小石の跳ねか塗装のハゲを発見。う〜ん、あまり病的になるのも考え物だが、どんどん傷が増えて行く・・・ま、あまり突き詰めて考えてしまうと、乗らずに無菌室で保管するのが最良、仕方なく乗るときは白手袋で他人には触らせず、雪国や海沿いには行かずダンプの後ろは走らない、とか訳のわからないカーライフになってしまうので(でも実際これに近い人もいるらしい リアルこち亀の世界)、ほどほどにしておかないと。
実際施工したところ、正直期待していたほど劇的に車が輝く!というほどではなかった。新車だし、コーティングしてあったんですかね?とお店の人が言うほど、いいコンディションだったようだ(当たり前だが。塗装の褪せた車に施工すると見違えるようになるらしい)。だが、長いお付き合い、これから月日が経つほど真価を発揮してくれるはずである。