ふうこ4回目の太陽節

Happy birthday! hwooko

本日、ふうこ4歳の誕生日を迎えた。
本当は共和国の祝賀調に高らかに謳い上げようと思ったのだが、また皆さんがドン引きするのでやめた。素直にふうこの誕生日を祝おう。
ふうこが生まれたのは前回の日韓ワールドカップが始まる直前の2002年5月29日。高槻のブリーダーで生まれて、学芸大学駅近くのペットショップでケージに入って来る客来る客に愛想を振りまいていたらしい。当時、店ではナンバー1のアイドル犬で、ふうこを狙っていた客が何組もおり、もう一度帰って冷静に・・・という時に、我々が即決でさらっていってしまった。後でお店に来て残念がった人も多かったと聞く。
8月下旬に我が家にやってきて、以来いつもふうこが中心にいた。休日はいつもふうこのために散歩して、とにかく歩かせたのが良かったのか悪かったのか、折に触れて書いているが4歳になるのにまったく落ち着かずに、家に来た子供の頃の無邪気さのまま。
犬の4歳と言えば、人間では30を過ぎた頃、普通はすっかり老成してしまって、それほど走ったりはしないらしい。ところが、どこからそのスタミナが湧いてくるのか、散歩では相変わらず軽快に歩き、ドッグランでは全力疾走。生まれ持っての素質なのか、育て方なのか・・・
アイドルっぷりも相変わらずで、どこへ行っても大人気、人間で30も過ぎたら、藤原紀香みたいなもんか? なまじ一世を風靡しただけに最近あんまりみかけなくなったな〜、てなもんだが、いい年して上戸彩のような凶悪っぷりである。いやバカ飼い主の欲目ではない。なんか、最近より女っぷりに磨きがかかった、っていうの? 先日の沼津でのLCACのビーチング訓練の時も書いたが、海自の連中の騒ぎっぷりといったらなかった。
普通は、なんだかんだ言っても他人の飼ってる犬なんて、お愛想でその場は構っても、別にどうでもいい話。1度や2度なら社交辞令で誰でもやることだが、前を通りかかるたびにちょっかい出して、携帯で写真撮って「今日はもう仕事なんてどうでも良くなったな〜」なんて発言が飛び出す始末(いや、彼らの名誉のために付け加えておくと、仕事はきちんとこなしてましたよ!)。挙げ句の果てに、同行の女史に「あのコのこといろいろ教えて欲しい」と根掘り葉掘り聞いてたってさ! 彼らの目にはふうこがエビちゃんみたいに擬人化されて見えていたのだろうか。

そんなふうこの誕生日は、いつも年越しと半年サイクルでのごちそう、最高級ササミのディナーとなる。


今年も小田急のデパ地下にある柿安で買ってきた、グラム500円の比内地鶏をレンジで暖めて、小さくちぎったのに、彩りでピーマン類をちらして盛りつけ。

その後は、ごちそうを前にして可哀相に、撮影大会となっていつもより長くおあずけにされ、いい加減待ちくたびれた頃にやっとヨシの声。

本日同居人は学生時代の友人の誕生日でホテルで昼食を食べてきたのだが、その友人からもプレゼントをもらい、同居人もクッキーやおもちゃのプレゼントを買ってきた。午前中の散歩でも公園で会ったおじいさんにクッキーを何枚ももらったらしい。本当、こういう時の可愛がってくれる人はさらって行きそうな勢いの時がままある。なんであんなにモテるんだか・・・
もちろん、半年に一度の豪華ディナーもゆっくり味わって・・・などという優雅なことはなく、いつにも増してガツガツと、あっという間に平らげた。今我が家は、同居人の友人が客人として滞在中なのだが、人が大好きなふうこは本日も楽しかったらしく、食卓を囲む人間の間を行ったり来たりし、満足そうに寝室に引き上げていった。
そして、今となってはまったく想像のできない、ふうこがいなかった頃に開催された日韓ワールドカップ以来、4年ぶりのワールドカップが開催される。長かったような、短かったような4年。サッカーには全然興味はないけれど、ふうこや、あと4回は一緒にワールドカップ見ような、約束だぞ。
追伸 誕生日にあたり、ふうこにお付き合いのある方々からお祝いのメールカードを頂きました。ここにふうこに代わって篤くお礼を申し上げますとともに、これからも末永くふうこを可愛がっていただけますよう、お願い申し上げます。