大ピンチ!日本の養蜂業

Japanese sweet honey

先日日記に書いてその気になったか、久しぶりに藤原養蜂場の蜂蜜を補充。
いつも巡回販売のお姉さんにいろいろな種類のを試食させてもらうのだが、今回はアカシア1kgとちょっと高級品、そめいよしの一番蜜500g、それに親に持っていく用の最高級品、その名も「皇薫蜜」150g1,000円を購入。これはその名の通り、皇居のお堀一帯に咲くゆりや金柑、そめいよしのなどの蜜と、百花蜜と呼ばれるスペシャル蜜を配合したもので、皆さんも巣箱を社民党の屋上に置いて都心で養蜂をやっているニュースを聞いたことがあるだろう、アレである。しかしすごいよね、社民党を根城に皇居に取りに行くっつーのが・・・

しか〜し! 何かトピックスに言及すると直後に関連の話題が巷を賑わせるという私のジンクスはここでも健在、なんとこのようなニュースが!
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060718-00000017-mai-soci
よりによって、今回購入したのはアカシア。藤原さんでも一番安くて2.5kgパックの設定があるのは栃とアカシアだけだが、う〜ん、この正体は「ニセ」アカシアだったのか。 「特に東日本の養蜂業はニセアカシアで成り立っている」というのがね・・・藤原さんの所も直撃じゃないですか。
こりゃ難しい問題だぞ。明治の初めに導入されたものが、特定外来生物として駆除の対象。いったいいつ日本に定着したら日本固有の種になるのだろう。ラモス瑠偉は日本人なのか?三都主アレッサンドロは日本人なのか!?デイブ・スペクターは日本人なのか〜! しかも、特定外来生物といえば、こちとら想定していたのは動物の外来種だけ。動物は作物食い荒らしたり人間に危害を加えたりするのでわかりやすいが・・・ニュースにある、反対の論拠として「景観と沿道の大気浄化に役立ってきた、伐採は地球温暖化対策に逆行」というのも、ブラックバスとかなら詭弁にしか聞こえないけれど、身近な利益に直結する話だからなあ・・・
畑違いだが、酪農を志してちょっとかじったことがある身としては、同じ畜産業である養蜂が今日本でどれだけ営んでいくのが大変か、ちょっとは知っているつもりだ。蜜を撮る森林は年々少なくなり、全国を転々とする生活に後継者など育たず・・・有能な外人選手を、なんとか植生管理して共存させていくことはできませんかね? ちゃんと光合成して酸素出してくれてるんだから。