犬も走る師走に贈る年賀状コレクション

Hwooko in Odaiba sunset

師走です。
毎年犬も走る師走ということで、本隊のトップ画面を12月用の特別バージョンにしているのだが、今年はもうとても直す気力もないので、こちらでやります。

・・・まあ、ふうこもこのようにあちこち挨拶回りや忘年会や手形の回収で走り回っているわけだが、飼い主はというと、忙しいのはわかっているのだが、いやそれだからこそ、学校行ってた頃の試験前の心理状態っつーか、何にもせず家でゴロゴロしてます。
この週末は珍しく、本当に何カ月ぶりかに土日とも東京都を出なかったので、ネタ切れ。それなら早よオシアナやれという声が聞こえてきそうだが、とりあえず目下の懸案、年賀状についてひとくさり書いてみましょう。

ここ数年は、毎度年賀状の写真は当然ふうこと決めて、11月頃からいろいろ撮影に回っている。子供もいない典型的な犬バカ夫婦で、年賀状がこんな犬の写真ばかりでは友人はともかく親戚連中からは陰で何を言われているかわかったものではないが、まあ外野のことなどはどうでもいい。で、例年自信作ということもあれば、抑えのつもりだったけど意図したのが撮れなくて若干不本意ながら・・・というのもある。上のは本年(2006年)のバージョン1。もちろん、コロナの瓶は事前に仕入れて、中身はどうせ捨ててしまうのだからもったいない・・・と1本は家で飲んでしまって、水に絵の具で色をつければ大丈夫だろうと思ったのが浅はかだった。いくら金色の絵の具を溶かしても、透明なビールの色にはならないで濁ってしまうのね・・・急遽もう1本の中身を半分注いで、犬用の水筒から水を注いで水割りを作った。というわけで、右の瓶は泡が消えずに残ってしまっている。その他、ライムも現地調達のつもりだったのだが、朝霧高原ではどこにも売っておらず、いつも立ち寄る旧上九の生協でレモンを買って代用に・・・瓶も草地では意外に垂直に立たず、これがコマーシャルフォトのカメラマンだったら次から仕事来ないな、と反省。
本当は、とっくにビーエム降りたのに毎年送られてくる笹塚の福田さんの年賀状みたいなテイストのデザインを目論んでいたんだが・・・まあ、素人仕事としてはこんなものかな、と。

これは抑えの方のVer.2。この3週間ほどに、七里ヶ浜を歩いていて打ち上げられたヒトデを見つけた。これに貝殻を組み合わせれば「犬」になる!と思いつき、早速撮ってみたがその時はすでに夕方、しかも曇りでライティングがよろしくない、ということでお台場にて再撮。本当は足下の砂の乱れもきれいに均さなければいけないのだが、そこはスタッフもいない素人仕事。このままで撮って後でレタッチで消しました。昔と違い、今はホームプリンタで出す時代なので、極端な話100枚出して100通りの違うデザインにすることもできる。同居人はこちらの方がいいというので、もう1枚再掲になるが

と3デザインで3分の1ずつ作った。

これは2005年版。2004年後半は毎週のように城ヶ島に行っていたが、あそこは天気がいいと本当に夕陽がきれいなので、これをなんとか組み合わせられないかと考えて2度目でなんとかものにした。E-TTL、スローシンクロでフル発光させている。一見合成に見えるでしょう?印刷の仕上がりもそのように写っているので、もらった人もそう信じている人が多いことだろう。

こちらは私としては本命のアングルで、「よし!終了終了〜!」となったカットだったのだが、家に帰って見たらアンダー補正をし過ぎて暗くなってしまったのと、ピン甘で完全に失敗。夕陽の大きさや背景のバランスは断然にこっちだったのだが・・・やはり、最低100枚は撮らないと納得のいく物は撮れない。
例年、秋は雨雨雨・・・と愚痴ってはいるが、この時期は天気も安定していい夕陽が撮れるはずなんだが、今年は晴れ(というか雨の降らない日)が3日と続かない。こういう写真が撮れる週末はもう今年中は無理かなあ。