脳内麻薬大分泌!長谷川理恵さん結婚して!

Hwooko & Healthya water

先週のことである。
最近、執筆をサボっているせいか、おかげさまで目の調子もそこそこいいのだが、火曜日だったか、なんか無性に歩きたくなったのだ。
運動嫌い、スポーツはスキーを除いて全部嫌いな私だけど、もともと体を動かすこと自体は嫌いではない。ふうこは来てからこの4年は、週末は最低で2〜3km、長ければ10kmは歩いている。何に対しても面倒くさがりだけれど、運動に限らず何かのきっかけで一度始めるとはずみがついて今度は止まらないのだ。
実は、体調が悪いのも、もちろんモニタの見過ぎもあるけれど、太り過ぎが大きな要因だというのも薄々はわかっている。特にこの4〜5年は高値安定になってしまって、昔着ていた服もパンパンになっている。皮肉なことに、そうやって太りだしたのが週末の運動をするようになってからだというのが納得行かないのだが、結局平日にも一定量の運動をしないと週2日だけやっても効果ないかな、という気も。
別にそんなことを理屈で考えたわけではないけれど、なぜか夕方になって急に体がムズムズし出して、今までは考えたこともなかった徒歩での帰宅という暴挙に出た。夏までは自転車で通勤していたのだが、どうもホイールが曲がっているようで乗らなくなってしまったら、それっきり地下鉄通勤に切り替わってしまってもう半年近くになる。今週末こそは修理に、今週末こそは・・・と思って、地下鉄の定期を買うふんぎりがつかず、ずっと回数券を買い続けているが、いい加減割高になりつつある。それなら、210円分歩いちまえ! 金は残ってカロリー減って、一石二鳥、というわけで・・・

ヘ○シアウ○−ター、グビッと飲んで!
会社を後に歩き出す。自宅までの距離は約4km、1時間弱の行程になる。途中繁華街もあれば、人通りも少なく店も何もない場所もある。せっかくなら賑やかな表通りを歩いて、散歩気分を楽しもうと、最短ルートでなくても店が並ぶ通りをトレースして歩く。
今まで、山道やハイキングは毎週のようにやってきたが、都会を歩くという行為にはあまり魅力を感じなかった。犬連れ散歩ではあるから吉祥寺や下北は歩くけれど、それは運動というわけでもなく、明確にポジティブな目的を持って歩いているわけではない。だから、毎日の通勤で目にする景色の移ろいや街の表情が楽しい、なんて文章を目にすると、何言ってんでい、都会歩いて楽しいもクソもあるかよ、なんてバカにしていたのだが、何もない路地裏から出てきて、店が建ち並ぶメインストリートを往くとき、その刺激を心地よいと感じている自分に気がつく。うんうん、意外に楽しいなこりゃ。といっても、別に1軒1軒覗いて歩こうというわけではない。主眼は運動なので、かなりの早足、時に小走りで進んで行く。そして、5分もすると・・・ジワ〜ッと脳内麻薬が出始めるのである。
運動をすると脳内麻薬が出るのは今では広く知られていることだが、私は単細胞ゆえかその効きが早めに現れるようで、確かにウォーキング・ハイの状態になってくる。こうなったらしめたもの、完全に巡航状態となって、腕の振りも大きく、「ハッ、ハッ、ハッ、ハッ!」と呼吸を規則的に・・・すでに本人は気づいていないが、周りから見るとちょっと危ない人に見えているかも知れない。しかし、一度味を占めてしまうと、この合法ドラッグを体内で生成する行為が気持ちE〜! サルのなんとかみたいに癖になってしまって、本日で6日目。衝動的に始めたので三日坊主かと思ったが、まだまだ飽きる気配はない。
運動神経がない人間でもできて、お金もかからないのがウオーキングである。たかだか4kmで大発見みたいに舞い上がるな、とか突っ込みを入れられそうだが、この楽しみはぜひ皆さんにお伝えしたい! 人並み外れた暑がりなので、夏になったらできないが、寒い季節のうちは続けてみるかな? 大体、会社を出る時点で4km歩いてみようと思う位だから、前のように目まいでぶっ倒れる寸前という状況は脱したようである。