分遣隊長生涯?度目の饗(狂?)宴

The Sukiyaki meat

本日は天気も悪く、久しぶりに完全に散歩のできない一日となった。同居人が年初めのセールに行くというので、南大沢のアウトレットまで車で連れて行く。
出先で地面に下ろすことができないと、シッコをする場所がないので心配したのだが、大きなペット用品店が併設で、犬用トイレもあったので助かった。同居人が買い物中、当方はこの店で1時間以上ブラブラ・・・もうさすがに見る物がなくなったところで合流、帰路につく。夕方にはすっかり雨も上がり、空いている甲州街道を新宿まで帰ってきた。
新年になってから親の家で一度も食事をしていないので、今日は食材を買って今年最初の夕食を、ということで、我が家の年越しの定番、すき焼きの肉を買いに新宿小田急に寄った。いつもは柿安の方で買うのだが、すき焼きといえばやはり老舗、今半で行ってみようかと・・・見たところ、値段もそれほど違うわけではないようだ。親からはすき焼き資金として1万円をもらって来ている。この予算内で、年寄り2人含めて計4人、800gもあればいいかと、グレードを選ぶ。グラム2,000円はさすがに高いか・・・1,500円でいいかなと思ったのだが、お店の人が「1,250円でも充分いいお肉ですよ、こちらの方がお買い得」というので、800gお買い上げ。予算内ギリギリに収まった。

そして、今年もやってきました、ふうこの年2回のごちそう、最高級ササミ。当日記では恒例となっている、誕生日年越しの時だけ食べられるドッグフード以外の肉の食事である。今年は年越しが京都で、大晦日には食べられないので、クリスマスイブで食べさせてやろうかと思ったのだが、イブにはササミがショーウインドウには並ばなかったので、本日になってしまったもの。ふうこは今年は食いっぱぐれるのではないかと気が気ではなかったろう。本日は柿安の方にちゃんと並んでいたので、無事ゲット。といってもチワワの食事、たった二切れ、42gである。お店の人もこんな少量で迷惑というか、これで一体何をするのか不思議に思っていることだろう。

犬の話はまあ置いといて、1,250円のすき焼き肉はさすがにうまかった。しかしこれはまだまだ中堅、3,000円とかいう肉はどれほどの物なのかと思うが、あとはサシの入り具合だから、逆に脂身が多くなるだけで、飽食の世にはこれ位がいいのかもしれない。一緒に買っていったスパークリングワインで珍しくお洒落な夕餉となったが、1本あっという間に空けしまって、親が持ち出した井筒ワインのコンコードを飲んでみたが、これは・・・!すごいね、まるでぶどうジュースみたい。かなり甘口なんだけど、その甘さがすっきりしていて、いくらでも飲める。ただ、さすがにすき焼きとのマッチングは若干・・・しかし、酸化防止剤を不使用など、そのプロダクトに好感が持てる。こんなブランドがあったんだ〜。
人間達がいい加減腹一杯になったところで、こたつの上でフテ寝していた分遣隊長の夕食。包装を解くと、姿を現したのは神々しいまでの艶で光るササミご神体。これをシンプルにお湯で茹でるだけの簡単料理だが、それだけに素材が命。しかし、いつも飼い主が食べてるのはグラム40円のハ○○サの鶏肉だが、どうやったら10倍以上の値段の差がつくのか。もっとも、牛肉の方も負けず劣らず、いつもはグラム80円位なのだから、こちらは実に15倍以上!なんと非情な市場主義よ。

茹であがると例によってこんな感じ。まず人間様が一口味見してから、すでによだれでデロデロになっている分遣隊長の前に置くと、相変わらず10秒ほどで完食してしまった。この様子を初めて見たうちの親はびっくり。