2代目で行く恒例墓参2007春

Blueforce2007-03-21

春秋の彼岸は、もちろん大体墓参りに行くのが習わしなのだが、今回は前夜まで旅行に出ていた親から何も言われず、週末なのかな・・・と思いつつ朝寝をしていたら、1000近くになって「今日行くけど、車出せるか」。
そういうのは先に言え! と悪態をつきながら、前夜風呂にも入らずに寝てしまったので、急いで風呂入って、同居人は午後からライブだというので、ふうこだけ連れて車を出してきた。時刻は1100近く、今から出て何時に墓に着けるんだよ・・・
我が家の墓は秩父にあり、どこから攻めても高速がほとんど使えないので、どんなに早くても3時間ほどかかるのだ。天気もいいし暖かいけど、後ろに乗せれば屋根は開けられない。デフレクタも取り外して、渋滞を避け裏道をグルグル回りながら、途中寄り道もあって芦ヶ久保の道の駅に着いたのが1530。もう遅いので、ということでここで持参の弁当を食べることにする。なんだかよくわからん墓参だな・・・

彼岸の時期は露店なども出て、大勢の人でお祭り騒ぎの様相を呈する大規模墓地だが、1600を過ぎてすでにほぼ全員が撤収、静けさというか、うら寂しさの中にあった。墓地のど真ん中でのカットで申し訳ないが、先代で墓参りに来たことはなかったので、307CCとしては初めての組み合わせになる。バックに聳えるのは秩父を象徴する秀峰、武甲山。なんだか来るたびにどんどん小さくなって行く印象(てゆーか実際小さくなっている)・・・あと何年持つのだろうかと心配になる。東の武甲、西の伊吹・・・肉質がいいというだけの理由で、他の山と違いガシガシ削り取られる不憫さよ。いやそれだけで、現代においては理由としては充分か。

一服したり弁当を食べる人で賑わう無料休憩所がある事務所棟も、すでに閉まっていて静まりかえっていた。春の墓参は雑草もそれほど生えておらず、ざっと掃除をして花と線香を供え、分遣隊長もちゃんと線香にタッチして、手(前脚)をすり合わせてお参りしたら撤収。すでに夕闇迫る時間となっており、いつもならそのまま来た道を帰るのは面白くないので帰路は雁坂を越えて行くのだが、真っ暗な道走っても大して面白くないし・・・とは思ったものの、結局雁坂経由で帰ることにした。トンネルを越えたら甲斐路はほとんど真っ暗、しかし連休ではないせいか、中央道も渋滞はまったくなく、距離は299経由よりも80km近く長くなるが、結局3時間ほど、ほとんど同じ時間で帰ってきた。
本日の走行距離は280km、オドメーターは4060kmで、すでに13日以来900km走っている。それまでの2年間とうって変わってえらいこき使われようだなあ・・・ま、それもお前さんの運命じゃて。