焼き鳥屋で祝う太陽節パーチー

というわけで、平日のためスルーになってしまった分遣隊長の誕生日パーティ。
６月生まれで誕生日の近い、お付き合いのあるご一家のチワと合同でお祝いしようということで、昼過ぎに集合して代々木公園で散歩した後、一杯やろうというスケジュールである。1400に原宿駅集合なので、ゆっくりと朝寝、同居人は買い物があるからというので先に新宿に出かけて行き、こっちは写真データの整理でもしようか、それとももう一眠りしようか・・・と思ったら、電話がかかってきた。
電話は親からで、どこかに出かけたいらしい。そうでもしないと分遣隊長に会う機会もなかなかないので、なるべく希望には応えてやりたいのだが、すでに1130近く、２時間半で車を一度置きに帰ってきて原宿に行かなければならない。水縁に行きたい、多摩川に連れて行けというのを却下し、お台場に連れて行くことにする。親は知らないだろうが、水縁といったら第三台場に勝るロケーションはないでしょどう考えても。あそこなら置いて先に帰ってしまっても、水上バスで浅草に足を伸ばしたりして充分その後も楽しめるはずだ。
こちらは現地に30分程度は居られる感じなので、どうせ代々木公園でもたっぷり歩くが、ちょっとはお台場での散歩も楽しもうということで、撮らないとは思うが天気もいいし、何があるかわからないからカメラだけは持って車に乗り込んだ。これが後の悲劇の伏線。
さて虹の橋まで来てみれば・・・ハッ！大事なことを忘れていたのに気がついた。今週末は体験航海で護衛艦が２隻晴海に来ているはずではないか!?　果たして、車窓からは１護群のおなじみのメンバー、いかづちDD107とはるさめDD102が岸壁に着けているのが見える。ここでBlueforce少しも慌てず手持ちのカメラを・・・と言いたいところだが、長玉を全部家に置いてきてしまったのだ！　レンズはボディにつけてきた10-22mmの１本だけ。こんな物で撮っても豆粒にしか映らない。あ〜不覚！すっかり忘れてた、というか忘れてもいないのだが、いつものようにボケまくってた〜！
そんな葛藤などつゆ知らずの親と分遣隊長は楽しそうに第三台場へと歩いて行く。分遣隊長曰く、今さら晴海でむらさめ隊でもねえだろう、そんな事より自分の部隊の実弾演習だよ、とのことで、ここでバックがうるさい停泊中の写真を撮っても仕方ないか、明日はもっと大物が釣れるんだし、と気持ち切り替えて30分ほど散歩の後、親を置き去りにしてオープンで帰宅・・・というか、駐車場から家には戻らず電車で原宿へ。

久しぶりとなるチワ友さんと落ち合って、代々木公園へ向かう。先日、公園内に遂にドッグランができたので、早速様子を伺いに行ってみた。ウッドチップが敷き詰められ、大型犬用・小型犬用の２つが用意された設備は、最近整備された小金井公園や航空公園のものと広さといい造りといい似ているが、我が家から決して近いとはいえない小金井や航空公園と違い、気軽に利用できるのが助かる。ステイタスは日本一かも知れないが、とても犬が利用する環境とは思えない駒沢は比較にならず、同じ木陰のロケーションでも、どこかぬかるんで薄暗い感じのしおさいよりも数段いい。これは助かった・・・といっても、どうせ分遣隊長はドッグランに来ると匂いばっかり嗅いで走らないのだが・・・

ほどほどに遊ばせた後、チワ友の方の案内で以前から前を通るたびに犬連れOKのような気がしていた富ヶ谷のTARLUMへ。やっぱりここ犬OKだったのか・・・?
この店は地下１階から２階まで３フロアを擁する立体構造レストラン＆カフェなのだが、すべてのフロアが犬OKらしい。ということで地下に案内され、すでに時間も遅いため空いている店内でゆっくりすることができた。

その後、夕方になり日も陰って過ごしやすくなってきたので、もう一度代々木公園を横切って渋谷へ向かう。途中、渋谷区役所前で停車中のハチ公バスの形式写真など撮影し、並木橋にほど近い所にある串焼BAR 狼煙NOROSIへ。ここは玄関にドアのない半オープン構造の串焼き・焼き鳥屋で、外テーブルと入口に近い場所は犬OK。で、本日のパーティの始まり〜
焼き鳥は１本200〜300円といつもの鳥やすに比べれば３倍近い値段なのだが、その分高級感が漂っており、栃木県産の「神那どり」を使った「しろレバー」など珍しい部位もラインナップ。私はすでに昼の時点で公園とTARLUMでビール２本連続で飲んでいるので、さすがにキツイ・・・というわけで、この店の名物であるらしい各種の梅酒を飲んでいくことにする。

さて乾杯はしたものの、本日は犬たちの誕生パーティなのでは？結局オイシイ思いをするのはあんたたちだけかい、というチビ連の視線に耐えかねて、というか当初からそのつもりであったのだが、犬用焼き鳥お願いしまあ〜す。
モモ肉を味付けせずに焼いて、串に刺さずにほぐし身で出してくれるのだ。もちろん食器は犬専用もの。細かくちぎってあるのはチワワ用に配慮してくれたのかな？　オ！分遣隊長、いつものササミよりおいしそうじゃないですか、待った甲斐がありましたネ・・・というわけで、ヨシと言った途端あっという間になくなりました。分遣隊長、ついに焼き鳥デビュー。
この後、妙に昼のビールが回った私以外の各員はハイペースで飲み続け、最後に同居人がオリジナルカクテルをオーダー。分遣隊長を見せて「この感じを表現してウオッカベースでカクテルを作れ」とか、すでにたちの悪い酔っぱらいとしか思えない無理難題をふっかけた。望むところ、とお店の兄ちゃんが思ったかどうかは知らないが、出てきたのは・・・

ブルーキュラソーをブレンドした、その名も「愛犬家」と名付けられたオリジナルの１杯。これをグビッと飲み干して、本日はお開き！　チワ友さん、本日も遅くまでお付き合い頂きましてありがとうございました。また我が家と遊んでやって下さい。