2週連続十国峠をパトロール

Blueforce2007-12-23

また十国峠まで来てしまいました・・・

今日は家を出たのがいよいよ遅かったのだが、あてどなく三京に乗ったら、なんか考えるのが面倒くさくなってしまって、まあ明るいうちに1時間も散歩できりゃいいだろ、と勢いで来てしまった。冬至の翌日では、すでに1530をまわってしまった時刻では夕方も同然だが、今日は富士山も見えているし、気持ち良く散歩ができればそれでよし。

今日は時間がなかったので、道中一度も休憩なしでトイレタイムも取らなかったので、分遣隊長も歩きたくてうずうずしている。というわけで、ケーブルカー山頂駅まで1往復に出発〜!

先週はまったく雲に隠れて見えなかった富士山だが、今日はこんな感じで山頂付近がちょっと顔を出していた。といっても、基本的に曇りがちでちょっとするとすぐ完全に隠れてしまう。あまり写真を撮るには向いてないけれど・・・右に見えるのがケーブルカーの山頂駅。
実は先日の忠武公李舜臣撮影ミッションに備えて、厚手のコートを1着新調したのだ。私は人並み外れた暑がりで、まともな防寒着を1着も持っていない。スーツも夏服だけで、コートも持ってない。年々暖かくなる地球に暮らす民としては、都会で暮らすにはまったく不自由はしていないけれど、オープンカーで屋根を開けて走るにあたっては非常に不自由を感じているし(暑がりの人間の方が屋根を開けられないというパラドックス)、最近本格的にフネを撮るようになり、2月の寄船でレーガンさん撮った時は超軽装で行って死ぬ思いをしたので(てゆーか風邪引きました)、どげんかせんといかんと思っていたのだ。

いつもは店に行っても、どれがいいのか迷った挙げ句に結局買えずにトボトボ帰ってくるのだが、今回は極寒(と当初予想された)李舜臣撮影作戦が控えているので、手ぶらで帰ってくるわけにはいかない。会社の帰りにICIに寄って、いろいろ見て回ったのだが、まともなのだとどれも6〜7万はするなあ! 雪山に登るわけじゃないから、それほど軽量や高機能は必要ないけれど・・・結局今日も買えずに帰るのか!?後がないぞ!と若干焦り始めたところ、レジの横に吊されていたモコモコのジャケットが目に入った。
それはどうやら形落ちモデルの処分品のようで、元値も若干安かったのだが、さらに処分価格になっておりなんと3万2,800円! このフロアにある防寒ジャケットでは破格の安さだ。もちろん外装ゴアで、中綿はダウン。着てみると、まるでドム(色合いはシャアゲルググ?)のようなシルエットになってしまったが、文句なしに暖かい。というか、暑がりの私としては結局着られない?という結果に終わる危惧が・・・でも、お台場や源氏山で歩き回る時はこんな物は必要なく、本当に必要なのは寄船で夜明け前から空母待ってる時とか、動かない場面なので、暑過ぎる位がちょうどいいのかな? 今欲しいのはそういうものなのだ。とにかく、あの寄船の寒かったこと・・・どんなに暑がりでも、底冷えのする気温で動かずじっと立っている時の辛さは普通の人と変わらない。もうあんな辛い思いはしたくない。マジで。激しい運動である登山用の防寒着は薄手で、中に着込んだり脱いだりすることで暖かさの調節をするのだが、これはインナーの取り外し機能などはなく、本格的な山行用ではない。でもそれも今回私の想定する使用法には問題ないし、値札の横にも「写真を撮る方に」と書いてあったのにも心が動いた。というわけで、1着お買い上げ〜。
で、初出撃となる李舜臣撮影作戦では、結局暖かすぎてまったく必要なかったwwwwという結果に終わったのだが、本日オープンドライブテストとしてこれを着込んで走ってみた。ほとんどデビッド・クラーク社のS-1031Aフライトスーツを着込んでブラックバードに搭乗したパイロットのようになってしまったが、すごい!まったく寒くない!こりゃいいモン買った、外からどう見えているかは知らんが、T5のフュージョンの内装とのコーディネートは取れているのではないか?wwww 西湘からそのまま箱根新道を上がっていくが、先週はさすがにまったく快適とはいえなかったのに対して、まったく快適!逆に今まで気にならなかった下半身のスースー感が目立ち出す結果に。
一つ問題があるとすると、人間が快適なんで、どんなに寒くてもそのままオープンで走っちゃいそうだけど、分遣隊長の方も考えてやらないと、死んじゃいそうだなあ・・・そういって写真ではダウン着せてますけど・・・