やっぱりここ!十国峠

Blueforce2008-02-24

やっぱり十国峠はいいなあ。

昨日は天気も悪かったし、夕暮れ迫る観音崎で今ひとつ哨戒行動を満喫したとは言い難かったので、今日は例によってなんとなく十国峠まで来てしまった。家を出たのが1300過ぎというのが、我ながら破格の遅さだが・・・今日も風が強いし、七里ヶ浜とか行くと砂が巻き上がって分遣隊長の目に良くないし、どうせ城ヶ島辺りまで行くのなら十国峠でも変わらん!と保土ヶ谷から横新に乗ってしまった。行け行け〜!

出発が遅かったので、帳尻を合わすべく途中一切休憩をしなかったために、分遣隊長もすっかりお待ちかね。こうなると普段はまったく鳴かない剛の者の分遣隊長も早よ降ろせ!とばかりキューキューうるさい。危ないですよ、トランクから飛び降りたら怪我しますよ・・・
読み通り、あれほど吹きまくっていた強風もこちらに来るとまったく吹かず、雲一つない天候で暖かい。箱根新道を登ってくる時は、だんだん路肩に増えてくる残雪の量にビビッたのだが・・・さすが陽当たりのいい十国峠には、藪の中などには若干残っていたが、芝生はカラッと乾いていて、気持ちいい!毎週東京から散歩に来るだけの価値はある。

本当に、十国峠は好き。大好き! この、十国を見渡す絶景、地球上で天国に一番近い高度感、現地のロケーションだけではない、西湘バイパスから海岸沿いを走って、目の前に聳える天下の瞼を目にしてから、箱根を登って行く時の高揚感、そして箱根峠を過ぎ、尾根沿いに走る道から見下ろす三島、沼津の街、駿河湾の大パノラマが見えた時の感動、その行程のすべてがドラマティック! その素晴らしさを、私の貧弱な語彙ではこれ以上伝えられないのがもどかしい。ぜひ皆さんも、実際に訪れて昇天の快感を味わって頂きたい。
こんな素晴らしい場所が、家からちょっと足を伸ばせばあるなんて、分遣隊長、我々は幸せもんですよね!