あたごにまつわるエトセトラ - ★Blueforceはてな分遣隊★

Blueforce2008-02-25

いつまでも黙っているのも不自然だし、変に遠慮しているみたいでなんか自分的に納得が行かないので（単に執筆する時間がないだけ）、あたごのことを書いてみよう。
事件当日のエントリ数は440、これは昨年８月23日のひゅうが進水の時に次ぐ当日記史上２位の記録である。事件の一報が伝えられてから、まずおいで下さったのはマスコミ各社様。その後、もちろん詳しくは言えないが省庁、団体、政党、まあありとあらゆる所からご訪問があった。
興味深いのは検索語の推移で、当初は「あたご　護衛艦」はもちろん、しばらくは「あたご　艦長」が目立ったが、午後になって「あたご　レーダー」「航海レーダー」「OPS-20B」「OPS-28E」が目立って増えてきた。中には　いきなり最初から「あたご　フルノ」など通の方と思われる検索語も。

さらに、事態の進行に連れて、「あたご」と「航海長」「可変ピッチプロペラ」「IHI」「長崎」「操縦室」などの組み合わせでの検索が多くなり、「イージス作動甲板」「イージスシステムレーダー甲板に人」「イージス艦一般的な航海態勢」など、システムへの突っ込んだ疑問に移行してきた。

２日目は、「ガスタービン後進」「可変ピッチプロペラ」「最微速艦船」「原速自衛艦護衛艦」「後進操舵が不可能艦船」など、推進システムや速力についての語句が多くなり、「イージス艦ライフベスト漁船」「専門用語繰艦」「浦賀水道混雑」などといったものも。

３日目は、「オートパイロット操舵操舵ハンドルがない自動」「ガスタービンエンジン後進」「あたご型回頭時間」「ワイパー窓艦橋」「働く人数横須賀地方隊」「戦闘態勢表示盤」など、いよいよ語句は具体的に、各テーマごとに深くなってきた。「cic or グリースペンダーマト」などは、もちろん言いたいことはわかるけれど、それを聞いてどうするのかと突っ込みたくなるものも。まあ議論の過程で知る必要があったんでしょうなあ。

４日目は、「両舷前進赤黒なし」「AIS　自衛艦」「水先人護衛艦」などに加えて初めて「あたごウイング」と、「ウイング」という単語が登場。その他、なぜか「あたごシンボルマーク参加賞護衛艦」「あたごパンフレットマーク護衛艦」と周辺の話題？が増えた。
この辺からあまり企業・団体ドメインは出なくなり、個人と思われる検索が大部分を占めるようになったが、見ている分には団体と検索語句の関係に結構興味深いものがあった。

５日目は、「LM2500 ガスタービン」とエンジン関係がちょっと目立ち、「あたごバウバスバル」（バルバスバウですよ　しかもあたごは違うし）「きりしま操舵室イージス艦」「オープンレドームレーダー違い」「時計装備品護衛艦」「マイル海上」「あたご電子海図」と、電子海図やどうしても距離単位としてのマイルが正確に理解できない感じが見て取れる。

６日目は、再び「あたご　航海長」が増え、バリエーションとして「あたご期航海長」「あたごイージス女性航海長」（なんか勘違いしてません？）も。そしてやはり「回転護衛艦赤黒」「速力通信」など操艦に関する語句がずっと続く。
もちろん、その合間には当日記らしく「307cc ルーフトラブル」「並行輸入４００７」「久能山いちご和食食べ放題」（和食？）「アヴァンティイタリアンレストラン場所」「Ae8/14・11852」「トリエチルボラン」「トリビア城ヶ島猫」「ギー・クーロンライオン丸」「ミラバケッソ不倫カップル」「へそピアスキャンギャル」「フローレンス芳賀結婚」などの単語でのご訪問があるわけであるwwww　この他、面白いのは「VFA ゲロ犬」「おじさんマウンテンドッグラン」（これ、すっごいわかるwwww）「フルハムロード代官山」（キター！）「一条天使の絵の具」「V6 坂本歌唱力」「いかづち撃沈」とか・・・まあ、言いたいことはわかりますが・・・あと、「あさりあたごマーク」「あたごアルカディア号」ってのは？？
語句の変遷は、当初は報道、後半は各種掲示板の議論に出てくるものがそのままタイムラグを置かずに反映されており、誠に興味深いものがあるのだが、当日記でそれらに対応しているのは昨年６月３日の吉倉でのあたご公開編以降三部作の他に、語句の関連で10月25日のモンマス一般公開が当たるだけで、あと本隊のコンテンツも若干拾うようだが、（当然だが）そのものズバリの解説にはなっていないし、モンマスのエントリについてはやはり予備知識がないと自衛艦のシステムと関連づけて理解するのは不可能と思われる。そこで、クラッシュアスターンとかバウスラスターとか言っている皆さんに、炎上覚悟？で次回以降、今回の事件について若干の考察と解説をしてみよう。
・・・ちょっと忙しいのですぐには更新できないかもしれませんが。