平成20年度遠洋航海部隊晴海入港

沖の方から、なにやら軍艦のようなシルエットが・・・しまった!今頃来やがった! もう今日は鉄の塊は撮る気もなかったので、重い長玉は車に置いてきてしまったのだ。1本だけつけてきた20-80mmではいっぱいには写らないしド逆光、そもそも第三台場からではまともな写真になどなりはしないが、それでもすでに海浜公園へ行きかけていたのをダッシュで戻り、一応撮影にかかる。

ど〜でもいいって言っておきながら目の前にすると夢中になって撮らずにはおれない悲しい性よwwww まず最初にやって来たのは、練習艦隊の旗艦となる練習艦「かしま」TV3508。

2番目は今回のツアーで唯一の現役戦闘艦、「あさぎり」型8番艦の「うーみん」・・・じゃなかった「うみぎり」。あ、手前に写っているのじゃないですよwwww

おなじみ「ハッピードッグクルーズ遊」とからむ「うみぎり」。「遊」は通常の遊覧ルートではない?晴海―豊洲の方を回って来たので、逆光だけど結構いい写真が撮れたのではないかと思う。もっともこのフネが何者なのかなんて、私と虹の橋の上にある十数人?以外は誰も知らないし関心もないと思うがwwww

3番目は殿、現在は練習艦籍に艦種変更された元護衛艦の「あさぎり」型ネームシップ、「あさぎり」TV3516(ex.DD151)。

前2隻が頭を回して接岸するので、一番後の「あさぎり」はちょっと待たされて、なかなかタグも迎えに来ない。第三台場の散り行く桜や松の枝越しに、美しい日本の風景にマッチした「にっぽんの軍艦」を見る。あさぎり型が格好いいかどうかは別にして、やはりこういう風景にはタイコンデロガ級アーレイ・バーク級は似合わんよな〜。

意味不明な写真になってしまいました・・・分遣隊長!目線目線!

先に停泊していたおなじみ「ふじ丸」と向き合う「あさぎり」。
遠航部隊は、これから始まる世界一周の航海に先だって、2月18日に練習艦隊の母港である呉を出発してから2カ月弱、新任幹部は国内各地の港に入港して操艦技量の研鑽を重ね、一般公開で海自の広報に務め多くの人々と触れ合ってきた。当日記の読者の中にも今回の内航の一般公開で乗艦された方がいるはずだ。そして、練習艦隊は例年年度の変わった4月上旬、晴海にいったん入港し、ここで10日ほどを停泊して過ごす。半年にもおよぶ長い航海を前に、東京での休暇や家族の面会などで一時を過ごせるようにとの配慮である(もちろん、その他にも理由はいろいろあるのだがw)。本年の出港は4月15日、その後大平洋、大西洋、地中海、インド洋を巡り10カ国に帰港する159日にもおよぶ航海の後、9月18日に再びこの晴海に戻ってくる予定である。
しかし、我ながら驚くのは、なんか毎日のように戦闘機や軍艦を見ているような気がするのだが。当日記にはそういったミリタリー系とはまったく接点のない読者の方も少なくないと思われる。日本という国は、そういう物はなるべく一般市民の目に触れないようになっているのでw、いわゆる「基地の街」などに住んでいるのでなければ、普通に暮らしていれば一生目にすることはない。はずなのだが・・・
東京に住んでいれば、それほど努力をしなくても、あらゆる種類の軍艦や軍用機を目にすることができる。こんな環境にある一国の首都って、なかなかないと思うのだが・・・軍オタ英才教育にはいい街ですよ、東京は。