練習艦隊とミストラルの休日

Blueforce2008-04-12

本日は2回目の中日。
毎日毎日フネ三昧ではかなわん、と、昼起きといつのも生活ペースに戻ってお台場へ散歩に。
といいつつ、撮影機材は車の中に常駐しているし、一応狙っているので・・・一通りの散歩の後、虹の橋の台場側をちょっと歩いていって・・・

本日朝、最後の航海を終えて晴海に入港した砕氷艦「しらせ」。昨日も見ているし、そのからくりを知っていると感動の入港というのも若干醒めるものもあるのだが・・・

例年4月中旬の晴海は、南極観測船練習艦隊が並んで大賑わい。こちらは先週入港してくるところ捉えた平成20年度遠洋航海部隊、旗艦の「かしま」。

考えてみれば、今東京港にはフランス艦隊のホストシップとして入港している「はまぎり」と合わせて、今となっては関東地方には縁遠くなってしまった「きり」型が3隻も集っていることになる。これはこれで、なかなか珍しいことなのではなかろうか。手前から、先日も説明しているが現在では練習艦籍に変更されたためハルナンバーも異なる「あさぎり」型のネームシップ、「あさぎり」TV3516、現役護衛艦であり「きり」型の最終艦である「うみぎり」DD158。
本日は、あまり深追いせずにこの辺で引き上げようと思っていたのだが、まあ・・・若洲も車で走れば5分ほど、何が撮れるわけじゃないけどせっかくここまで来たのだから、と行ってみる。

デュプレクス出港の時にも、tamoさんのミストラル証拠写真のためにちょっと立ち寄ったのだが、停泊中の姿をまともに撮れるのはここしかない。撮影中も、脚立を持った同業者がずっと張り込んでいたり、ニュースを聞きつけた「軽め」の人が入れ替わり立ち替わり訪れる。

アイランドのアップ。入港時にも書いたが、本当に上部艦橋は見晴らしが良さそう・・・でも、その分夏場の中東や赤道付近の航海は辛そう・・・
ちょっと気になったのは、艦橋下の壁面に見える、まるでモンディーンのSBBウオッチのようなお洒落なデザインの時計。どら猫さんも言及されているが、後部甲板のデリックにもあるようで、確かにJSTは表示されているが、これはタイムゾーンを越えるたびに設定し直されるのだろうか・・・でも、さすがメイドinフランス、小さなディテールがお洒落だなあ、と改めて感心。