806で行くお盆の墓参

恒例の墓参に行ってきた。

いつもは春秋の彼岸しかお呼びがかからないのだが、お盆にも掃除に行っているようで、今回は土曜に行くというので私が連れて行くことに。もう親もいい年ですから・・・そうなると806の出動となるわけで。
なんといっても、ちょうど一昨日、六本木青猫会で「307CCで後ろに年寄りを乗せて走るのは絵的によろしくない」という話題で盛り上がっただけに、その２日後にその絵的によろしくないシチュエーションで走るわけにもいかずwwww　ステッドファスト撮影から一度家に帰り、夜にお借りしてきた。やっぱり、広さや居住性は307CCと比べるのも空しいのだが、同じ広いミニバンでも、806は本当に心躍る魅力がある。別に借りている手前、リップサービスで言っているわけではない。何が違うのかな〜、うまく言えないのがもどかしいんだけれど・・・

本日、朝から気温もうなぎ登りで、昨日にも負けない酷暑・・・でも、飯能を過ぎ山の中に分け入って行くと、エアコンを切っても結構涼しい風が入ってくる。実はコンプレッサーの調子が悪く、好きで窓を開けているわけではないのだがw　さて墓場は夏の真っ盛りだけあって、信じられないほどの雑草が生い茂っていた。

とはいえ、陽射しは強烈ながら、車を木陰に停められたので、意外に車内は涼しく、外には陽射しから逃げる場所がないので、分遣隊長は夕方まで散歩はおあずけ。あんたなんちゅー顔しとんねん・・・意外に涼しくて気持ちいいらしい。

最近ミニバンミニバンとあちこちで騒いでいるので、フネプロパーの方々にも車の話をし出すとニヤニヤされることが多いのだが、元来私はミニバン好きなのである。やはり、乗り物としての本分は１人でも多くの人間を、１個でも多くの荷物を乗せられるキャパを追求することにあると思うのだ（だったらなんでCC買ったんだってwwww）。意外に思われる方も多いかもしれないが、車であまりスポーツを追求することには興味はない。バイクでスポーツは大好きだけど。
すれば、車の形態はどうやっても凸形から箱形の方が内部の体積は大きくなる理屈だ、ミニバンが―できればキャブオーバーの完全な四角形が―車（移動機械）としての理想形なのではと思っている。ま、そんな屁理屈を最近こね回すようになったのも、806を知ってしまったからなのだが・・・もっとも４年も前にはマイクロバスマイクロバスって騒いでたしな〜ｗ やっぱりもともとが電車みたいな車好きなんだね。

806のドア内側には、ちょうど分遣隊長サイズがピッタリと乗る、一応肘掛け？を想定しているフラットな部分がある。もっとも、実際に肘を置くのは非常に難しい位置関係なのだが・・・草むしりに夢中になっていたら、いつの間にか分遣隊長がここに乗ってハコ乗りしていた。これヤラセじゃないんすよマジで、これ！危ないですよ落ちますよ・・・本当に今のブリブリになる前のレディースの顔が油断するとするに出るんだからw

昼近くになると、雲が広がって雲行きが怪しくなってきた。草むしり掃除もあらかた終わって、分遣隊長は植え込みの影で昼寝。本日は夕方から雷を伴って大雨との予報、ここの霊園はお盆はこのような立派な灯籠を全部の墓の前に置いて、夜にはろうそくに火を灯してくれるそうだが、日が暮れる前に雨が降ったら紙ベロベロになって駄目になっちゃうんだろうなあ・・・一生懸命作ってくれたのにもったいない。
ここで、年寄りは暑さもきついし、早々に引き上げようということになり、線香上げて撤収したのだが、その前に帰っていった人達の乗っていたブレイドが、４つ上の写真で右下にちょっと見える階段の縁石？に、Ｕターンした時にバンパーを思いっきりぶつけて「ガンッ！」。あ〜あ、やっちゃったよ・・・しかし、相当テンパッていたのか、皆が見ている前で降りて確認するのが恥ずかしいのか、運転しているおじさんは真っ直ぐ前だけ見つめて（多分涙目）走り去っていきました。注意１秒10万コース？

お土産を買うために西武秩父駅の仲見世にやってきた頃には、空模様はいよいよ怪しくなり、雷もゴロゴロいいだした。と同時に、気温がグングン下がって、午前中からは信じられないほど涼しくなってきた。今回は806を貸していただいたPJ氏に豚肉の味噌漬けを購入。

いつもなら雁坂を抜けて勝沼に出て中央道で帰るのだが、本日はまさにお盆の帰省ラッシュのど真ん中で、ラジオの交通情報もとんでもないことを言っているので、おとなしく299で来た道を戻ることにした。途中、正丸トンネルを越えた辺りから、ものすごい豪雨が降り出して、また変なところに当たったら水没の危機？とビビッたのだが、なんとか無事に帰ってきた。しかし、雨だと今ひとつドライブが心底楽しめないのと、吾野を過ぎた辺りから16号に当たるところまでずっと渋滞で、ガソリン高でどこも車の交通量が減っているとかいうけれど、ホンマかいな!?という疑念が。だいたい、どこ走ってもあんまり空いてるって実感したことないんすけど・・・