レインボーブリッジで韓国艦隊を追う

R.O.K.S Yangmanchoon DDH973

日曜は韓国艦隊出航。入出港が休日にあたることはまずないチャンスなので、上空からのショットをものにすべくレインボーブリッジへ向かう。

今週末も3日ほど前にはまずまずの天気という予報だったはずだが、サンダーバーズ最後のショーとなる浜松オープンハウスにぶつけてきたのか直前でまたまた雲行きが怪しくなり、朝起きてみたらどしゃ降り・・・某掲示板のバーズスレはもう嗚咽、慟哭を通り越して淡々とした会話となっている。すでに皆感情も死んでしまったようだ。これから雨が降らないで水不足になりそうになったらバーズを呼んで雨乞いをしようなんて書き込みもあったが、あながち冗談ではないような気も・・・だって、これ絶対おかしいって! ↓に書いたのが当たって、日本のショーは本当に全滅に終わってしまった今回の極東ツアー。クルーはどう思っているのだろう。

ま、日本で見ようなどとケチ臭いことは言わないで、見たかったらステートに来やがれってことですかね。2回連続出撃でズブ濡れになった方々、お疲れさまでした。

さて、留守番組の私もそんな傍観者のようなことは言ってられず・・・1000出港なので、0830に目覚ましをかけておいたのだが、起きてみたら本当にどしゃ降り! 冗談だと思っていたのだが、これはすごい・・・よほどやめようかと思ったのだが、眠気も吹き飛んでしまったし、どうせお手軽撮影なのだからと、横でコロンと寝ているふうこを置いて車を出してきた。漫然と走っていたら四谷に来てしまったが、これは晴海に行くルートである。いかんいかん、今日はお台場に行くんだよ、なにボーッとしてんだ・・・そんなこんなで遠回りをしつつも、20分で橋到着。さて機材を持って外に出てみるが、もう撮影意欲も粉々にうち砕かれるほどの風と雨が・・・

家を出る時、結構行くかどうかで逡巡し時間をとられたので、すでに0955、見るとホストシップの「うらが」は出港しこちらに近づいてくる。どんな絵になるかもう想像はついているが、ここまで来たらなんのかんのと言ってられない。あわててエレベータでノースルートへ。外に出てみたら、本当にものすごい雨と風! カメラが心配だが、レンズにタイルを巻いて飛び出した。休日という絶好のチャンスなので本来なら鈴なりになるほどの人出だろうが、船キチもヘタレばかりと見えて同業者は2人だけ。「うらが」を撮ったらすぐにエレベータまで戻らなければならない。一回出ただけでカメラも服もずぶ濡れである。

続いて出港したのは機雷敷設艦ウォンサンWonsan MLS560、その後補給艦ファチョンHwacheon AOE59、最後にヤンマンチュンYangmanchoon DDH973の順で次寄港地、ハワイに向けて出港していった。タイミングをつかみ、その度に特攻精神で飛び出して撮っては戻るというヒットエンドラン戦法。付けているレンズが100-400mmで、近くに来るとフネがはみ出してしまうので、レンズを換えたいのだがとてもそれどころではなく、引いたバランスの良い艦影は撮れなかった。晴れていたらいい絵になったろうが、とにかく与えられたチャンスでベストを尽くすしかない。

本当にずぶ濡れになって、下に降りてきたらもっと橋の真ん中寄りで撮っていた連中がいるようで5〜6人ほどがワラワラと降りてきた。どうもその中にはあの有名な「ジャコウネコ科のヒト」もいるようで・・・こちとら一匹狼なので挨拶もしなかったが。これで本日の仕事は終わりと1100自宅に帰ってきたが、車のシートもびしょびしょ、寒さを感じたのも半年ぶり位。着替えてから、自宅に朝飯もないので同居人とふうこを連れて駒沢の犬連れOKレストラン「餉餉」へ。ここは和食バイキングなので、腹の減ったときは重宝しているが、今回も調子になって食い過ぎて呼吸も苦しい。はち切れそうな腹をさすりながら動物病院でふうこの爪切りをしてもらい、フィラリアの薬をもらって早々に帰ってきた。

とにかく、この雨なんとかしてもらえませんか。
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