厚木大漁節

F/A-18C WD00 of VMFA-212

11月3日といえば、毎年恒例の入間航空祭・・・ではあるが、本日は迷った挙げ句厚木に行くことにした。
ブルーインパルスは来年も見られるが(多分)、厚木の方はS-3バイキングを装備するVS-21が解散・帰国間近で、こちらは今が今生の別れ。昨年のトムキャットのこともあるし、このチャンスを逃せばもうバイキングという機種を見る機会は永遠にないだろうし、悔いを残すまいと0800起きで246を西進(遅い?)
1日限りの祝日では早起きで遠出する奴は少ないと見えて、道はガラ空き、1000前に現地到着だが、246の鶴間トンネルを出たところでホーネットが4機ほど上がっていった。いきなり間に合わずだが、これはまあ仕方がない。着陸を押さえればいいことと、北側エンドへ。丘の上にはあまり常連らしき人間は見えず、おおよそ15人ほど。と、01方向でダイレクトに降りてきたホーネットが。見たら岩国、VMFA-212のF/A-18Cである。こりゃこりゃ、厚木に来て良かったわい。いきなり珍客である。
思えばこの部隊、最後に見たのはファントム時代の1987年であるから、あっという間の17年。2時間位の滞在のはずだから、離陸は押さえられるのだが、ランチェンになってしまい南エンドに回ることにする。その前に、どこへ行っていたのかVFA-102のスパホが大挙帰ってきた。さっき上がったのを見たのは確か4機だったが、全部で6機ほど帰ってきた。あまり引っ張るとランサーズのホーネットが上がってしまうのでは、と気が気ではなく、全部降りたのを見計らい速攻で南エンドへ。
昼を回ってしまうと静かになってしまって、他の連中も移動して来ず誰もいないグラウンドの端っこでふうこと寂しく追いかけっこ。と、来ました来ました!ランサーズの4機。しかも低い!3機目のダブルナッツ(航空団司令機)は少ないギャラリーに向けて右にひねってくれるサービスぶり。おかげで真横のいい写真が撮れましたよ、あんがとさ〜ん!
さて、この大物が行ってしまうと、後に上がったのはプラウラー1機で、これの降りを撮るべく再び北エンドへ。以降はVR-49のC-9が降りてきた程度で、1515頃に上がったプラウラーの降りを撮って1650、すっかり薄暗くなった厚木を後にした。
今日は結局バイキングは見られなかったのだが(これでお別れかな・・・)、祝日のみ展開のエセマニアには思わぬプレゼントの珍客、ランサーズは来るし、VFA-102の色つき102番機も初めて見られたし、何より天気はいいし、非常に満足の一日であった。オレってやっぱり、飛行機ファンの前に海軍機ファン・・・
余勢を駆って、夕食はまたまた魚がし日本一で豪勢に。
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