横須賀サマーフェスタ2005

KItty hawk in Yokosuka port

海自横須賀基地の一般公開に行ってきました。
・・・と、言うのが危うくなるほどの寝坊。目覚ましをかけたはずなのに、起きたら0900!慌ててカメラ機材一式のみ持って家を飛び出した。新宿発0942の逗子行きになんとか間に合い、約1時間で横須賀に到着〜!
駅前の吉倉の門から入ったところ、すでにイベントは始まっており、「しらせ」搭載のS-61が救難デモを目の前で行う。こういう時、北海道〜先週のキティ入港などのデータを削除しておらず、フライトのオイシイところを撮り逃すという相変わらずの手際の悪さ。
さて、本日はイベントも公開艦艇もいろいろあれど、もっと大事な用件があるのだ。1週間前に帰港したキティだが、23日になぜかまた出港、近所をぐるっと一周してきたらしい。沖合での台風避泊らしいが、一応動向をチェック中26日に再び浦賀水道航路を北航と出た。なんだよ、もう1日ずれてくれたらまた撮れるのに・・・しかし台風の襲来が予想よりも遅く、本州直撃が26日になりそうな雲行きでもあり、これはひょっとしてとの期待通り、巨大船情報は一度消え、27日1130と出たのである!
昨年の秋は、台風台風雨雨雨・・・とさんざん苦しめられてきた苦い思い出があり、撮れたはずの艦艇も大分撮り逃しているのだが、今年はその分ちょっとは台風でいい思いさせてくれるのか。しかし、さてどこで撮ろうか。↓のやりとりで書いたように、追浜の日産埠頭脇で撮るのもいいし、塚山公園?しかしそうすると、車を出さなければいけないし、イベント自体の参加をどうしたらいいんだろう。まあ、撮った後適当に駐車場に入れちゃえばいいんだけど・・・
しかし、海図を穴の開くほど見つめた挙げ句、最終的にはY1バースに停泊中の艦艇のケツから撮るのが最良との結論に達し、素直に電車で会場に向かうことにした。吉倉の桟橋からそのように沖を見渡した記憶がないので、一抹の不安が残るのだが、距離も一番近く、年に一度の公開日に使わない手はないだろう。多分100-400mmでは最後は入りきれないほどのデカさになるはずである。港内停泊艦艇が邪魔をしなければ良いが・・・とS-61を撮りつつ前進してゆくと、うちのサイトに良くコメントを頂くOYASHIO様と偶然に会い、一緒にキティを撮るべく「しらせ」に向かう。
人出も多いはずだし、航空祭と違って敷地も広いわけではないのに、あまり人人人でムンムン・・・という雰囲気でもなく、乗艦待ちには行列ができてはいたが、それも2人で話しながら待っていると10分ほどで乗れるところまで来た。一般公開日に空母が目の前で入港、という空前絶後のチャンスだけあって、どうせ最前列など無理でとにかく場所取りで1時間以上動かないつもりでいたのだが、「しらせ」ヘリ甲板後端はあれ?というほどの閑散ぶりで、ちょっと拍子抜け。う〜ん、やはり趣味人口が少ないのだろうか、これが飛行機なんかだったら恐ろしい騒ぎになりそうなのだが。なんか、意外に人少ないね〜、みんな知らないんですかね〜なんて隣に居合わせた方と話してたら、その方は偶然にちゃりんこジョニー様ちゃりんこジョニーの異常な愛情 跡地 - livedoor Blog(ブログ)だった。お会いするのは初めてだが、う〜ん、こんな所で偶然隣にいたとは・・・やっぱり趣味人口が少ないのかな!?
本日は総火演ともバッティングしており、軍オタの方々は結構迷ったようだが、それでコアな感じの人が少ない印象なのだろうか。あちらはまた例によって切符がないと入れないイベントだし、私は陸は興味ないので迷いようがない。ジョニーさんは空母好きなので今回は気合いが入っているようだが、午後からはシーフレンド1の横須賀港内巡りを予約しているとのことで、あちらは出発が新港なので結構気が気ではない様子。これが終わったら日曜は松島へと、夏のロード真っ最中のようだ。
さて1215、ついにキティが山の陰から姿を現した。 本港に入るためにはここからグッと左に回頭するため、目の前で刻々と姿を変えてゆく。心配していた沖停泊の「ときわ」も邪魔にならず、まさか目の前に立ちはだかる?と危惧された体験航海の「さわゆき」も先に出ていってしまった。これは・・・!?見物客のためにわざわざ今日入港にしたのか?と思うほど、絶好のアングル。吉倉から見るとこういう風になってるんだ〜。こんなこと、本当に最初で最後だろう。今年の後半はツイている!?この調子で秋の来航艦船もバシバシお願いしますよ〜!
あんなに大型艦なのに、拍子抜けするほどスルスルッと8号バースに吸い込まれていったキティを見届けて、ジョニーさんは急いでシーフレンドに向かった。私もここでOYASHIOさんと別れ、第2術科学校に向かわなければならないが、その前に「きりしま」でどうしても調べたいことがあったので、メザシの艦船に渡る行列に加わる。まだまだ時間はあるけれど、向こうでガスタービントレーナーの取材時間を長く取りたいので、気は焦る。調べたいのはほんの些細なことなので、パスするか?と思いつつも、ちょうどいい機会だし、それを調べておかないとまた後で後悔するので・・・一瞬だけ「きりしま」に渡って慌てて桟橋に戻ってきたら、2術校に向かうシャトルバスは最終便だった。危ね〜!
長くなるので、後編に続きます。艦艇見学編は本隊の
http://homepage.mac.com/izunton/BlueforceFiles/Ships.html
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