ザンスーたんと瑞穂たん

USNS Impeccable T-AGOS-23

コォラーッ! カーセンサーエッジ編集部! 今月の特集でザンスー史子のオススメ車、307CC言うておいて、Photo全部ハッチバックのフェリーヌやないかい!
そら見出しは307て銘打っといて、写真がそれなら誰もが5ドア版と思うやろ。で、読み進んでいったら、全部が全部CCのこと書いとるやんけ。
大体、猫飯ん所のブログでCCベタ褒めで、自分もバルケッタ持っとるザンスーが5ドア一押しとは変やな、とは思っとったんや。最初は5ドアもCCも、307シリーズ全体の事を言うとるのかと思たら、「簡単に屋根の開け閉めができてド田舎では大人気」とかそんなんばっかりや。キャプションなんか、Photoと全然合ってへんやんけ!
組版時に気がついた編集者は心臓止まる思いやったろうな〜。スケジュール上ここまで来たら無視して進めるしかない、と覚悟した瞬間の気持ちもわからんでもないけど、これ、プジョーの広報車押さえる時のミスか、それともライターとの連絡の不徹底かどっちや?
プロやったら、ちゃんと企画意図を明確に伝えて、今一度車種を確認せい。ライターの好みを把握しておけ。先にライターに希望担当車種挙げさせたんやろ?まさか「CC」って知らんかったんやないやろな!? あの記事で何人か買うたかも知れんのに、何台単価の安いフェリーヌに流れたか、責任取れんのか!
・・・と、憤ってみました。というか笑えた。単純な誤植ならまだしも、あんな見開きでチグハグな記事久しぶりに見たわ。ホンマどこで気がついたんだか・・・あれは次号で謝罪訂正モノだな。おまけに、Photoの撮影場所が、↓の第三台場駐車場3階。ちゃんと営利目的の撮影許可取ったか?
話はガラッと変わって、この(主に車雑誌の)撮影場所に関してですが。
よく埠頭などで港バックの意図的に斜めにトリミングしたようなPhotoを見ることがあるが、これが横浜で後ろにノースピア(瑞穂埠頭)が写り込んでいる場合がある。ちょっと前のワゴンRのCMも山下公園で撮影していて、後ろにくっきり埠頭が見えていたことがあった。大桟橋や山下公園で休日を過ごすカップルや家族連れ誰1人として気付く者はいないが、言うまでもなく米軍専用で、昨今は中国潜水艦の活動監視に忙しい音響測定艦が良く停泊している姿が見られる同埠頭、あんなに堂々と各メディアに登場してしまってよろしいものかどうか、こちらがハラハラしてしまう。
昭和30年代のU-2ほどではないが、かつてはVQ-1のEP-3Eなども撮っても雑誌には載せられるものではないと言われ(マニ30みたいなものですね)、イベントでエプロンに入る時もVQ-1のラインには絶対レンズを向けてはいけない、誤解を招くような素振りもしないように、と何度も念を押されて、軍事基地に足を踏み入れる緊張感をひしひしと感じたものだ。ちょっと前、ネットが一般に普及する前には音響測定艦もそのような扱い(あまりおおっぴらに撮るもんではないよ、と)だったと記憶しているが、今は動向までも逐一レポートされ(まあこれは逆の立場のサイトだが)、掲示板にも普通に貼られていたりするので、それほど神経質になる必要もないらしい。
が、その辺習慣として染みついている当方としては、車雑誌のグラビアは妙にドキドキしてしまうものなんですわ。ワゴンRのCMには停泊艦の姿は見られなかったが、ああいうのは一応事前にチェックしているのかな? そんなオタッキーなこと知ってるスタッフがいるとも思えないんだが、大問題になることもあるかも・・・
Photoはそんなビミョーなフネ、インペカブルUSNS Impeccable T-AGOS-23。撮影日はナイショ(当日記のバックナンバーを繰っていけばわかるが)。